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おひさまをほしがったハヌマン インドの大昔の物語「ラーマーヤナ」より こどものとも世界昔ばなしの旅
1,100円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 1997/11/15 |
JAN | 9784834014556 |
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おひさまをほしがったハヌマン
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商品レビュー
4
10件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
福音館書店から、「こどものとも世界昔ばなしの旅セット」という全15冊の絵本セットが出ました。たまに立ち寄る絵本の専門店で見かけて、ステキ!と思って我慢できず、大人買いしてしまいました。1冊1000円。15冊買って1万5000円+税。決して高くないと思います。 1冊ずつレビューを書いてきて、いよいよ最後の1冊です! こちらはインドの神話のようです。昔話や神話は、遠い国や地域に伝わる物語に共通点があることが興味深いのだけど、これもなんか日本の天照大神神話に似ていなくもない。風の神ワーユの息子、ハヌマンは、太陽があまりにも美しいので、風にのって太陽にどんどん近づいていく。太陽はびっくりして隠れてしまう。それを助けようとした神「インドラ」は、ハヌマンを撃ち落としてしまう。ハヌマンは動かなくなってしまい、父親のワーユは嘆き悲しんでどこかへ行ってしまう。これは日本の神話でいうとつまり、「黄泉の国」へ行っちゃったってことかな。風がなくなった世界は、動物も植物も死に絶えてしまう。こまったインドラは、世界中を探し回り、やっとのことで地の底からハヌマンとワーユを探し出し、世界を元通りにした・・・とかいうお話です。 絵のタッチは、カラフルな原色のマーカーで塗りつぶしたような感じで、小さい子どもの注意をひきやすく、鮮やかで良いです。太陽の絵もステキだし、私は小鳥の絵が可愛いなと思いました。 どこの文化でも、太陽や風のような自然現象を、「神が宿っている」と考えるものなのだな、と興味深いです。風の神がいなくなって空気がなくなり、世界が死んでしまう、というのは日本の神話にはないかなと思いました。日本の神話では太陽が最強だけど、ラーマーヤナでは太陽さんは弱っちいです笑。 さて、15冊を一通り読んで、そのうちの何冊かは楽しくて何度も読みました。何冊かは訳が分からなくて何度も読みました。これからも楽しく、繰り返し読んで味わっていこうと思います。
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ラマチャンドランの絵が美しいです。 雲や風の表現も、わかりやすい表情のない登場人物(神ですが)の表現も、デザイン的な絵であるところが、神話的な雰囲気を高めています。色合いも鮮やかで、目を惹かれます。 ハヌマンが急にらんぼうもの扱いされるのが腑に落ちないまま、いかづちに打たれて空から地面に落っことされてしまい、ちじょうのにんげんがみんな死に絶えてしまったあたりで(大変なことになりすぎでは?!)となりますが、そのあとみんな生き返ります。 サヌマンが地面に落とされたシーンは、動かなくなった、としか書いていないので、後から「かなしむことはない、サヌマンは死んでいない」というストーリー展開に納得できるのですが、風の神が戻ってきて地上の生き物がみんな息を吹き返すというのは、ええ?!さっき死んだって言ったのなんだったのさ、と私が子どもなら思ってしまいそうです。でも神話なので…神様のすることだから仕方ない。 熱帯気候で木々や生き物の新陳代謝が盛んなところ(死んだらすぐ土に帰ってそのそばからたくさん命が生まれてくるところ)の死生観を反映しているのかな…と思いながら読みました。 ハヌマンが地に落ちるシーンだけ縦開きになりますので、読み聞かせの際はそこに注意です。
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インドの神様。インドの大昔の物語より。3歳、5歳には難しいかなーと思いましたが、意外にも最後まで、見てました。絵も異国な感じ
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