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千尋の闇(下) 創元推理文庫
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千尋の闇(下) 創元推理文庫

ロバート・ゴダード(著者), 幸田敦子(訳者)

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千尋の闇(下) 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1996/10/18
JAN 9784488298029

千尋の闇(下)

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商品レビュー

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2010/05/28

ストラフォードの半生…

ストラフォードの半生に驚嘆し魅了されました。あとから振り返ると非常に複雑な内容ですがそれ読ませる筆者の力量と翻訳者に拍手です。真実を知ることについて葛藤する主人公に共感します。

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2010/05/28

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青年政治家ストラフォードの回顧録を手がかりに、彼の失脚の謎に迫るマーチンを描く。

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イギリス史には疎いので、どの程度歴史的事実を踏まえてこの物語が描かれているのかは判らないのだが、そうしたことを抜きにしても文句なく楽しめる凝った展開のストーリーである。元歴史教師の主人公は、気晴らしに出かけた旅先である実業家を紹介され、彼から仕事を依頼される。その仕事とは、チャーチルやロイド・ジョージとともに大臣に抜擢された若き政治家ストラフォードが何故に理由もなく婚約者に去られ、また大臣の座を追われたかという謎を、彼の残したメモワールを手がかりに探って欲しいというものだった。主人公は調査を薦めるうち、彼が離婚した妻の家族に浅からぬ関わりを持つことに気づいて…、というストーリー。これが処女作だそうで、ぼくが大いに気に入った『リオノーラの肖像』が第二作だというから脱帽するしかない。重曹に歴史をからめ、そのゆがんだ鏡として現代を設定するのはこの作者の得意とする手法であるらしい。この歪んだ鏡を通して、主人公はストラフォードに一体化していくというわけである。なにしろ錯綜していて、かなり複雑な謎が設定されている。時間をかけて読むのに価する長編である。

Posted by ブクログ

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