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フッドリバーの一世たち アメリカ・オレゴン州フッドリバーに入植した日本人移民の肉声による歴史
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フッドリバーの一世たち アメリカ・オレゴン州フッドリバーに入植した日本人移民の肉声による歴史

リンダタムラ(著者), 中野慶之(訳者)

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フッドリバーの一世たち アメリカ・オレゴン州フッドリバーに入植した日本人移民の肉声による歴史

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 メイナード出版
発売年月日 1996/04/15
JAN 9784944025367

フッドリバーの一世たち

¥2,670

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2021/04/20
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当時の日本政府に限った話ではない。為政者は他国と戦争を起こすときに「その国に移住している自国民」のことを考慮する必要がある。…と理屈では分かるし、事後は何とでも言えるが、現実問題としては非常に困難であることも想像に難くない。 タイミングも最低だった。 20世紀初頭に移住し、二世達が米国人として誕生・成長して帰国するという選択は難しい。更に成人し、米軍兵として従事している1940年代である。移住直後だったなら帰国という選択肢もあったろうし、あるいは一世達が亡くなる程時間が経過していたら、また全然違う筋書きになっていたろう。 本書の証言で判断する限り(出版物としてのフィルターはかかっているだろうが)、米国政府の対応は可能な限り人道的だったように思える。少なくとも当時(圧倒的に少人数とはいえ)日本にいた米国人あるいはそのお子さん達の扱いを考えると…。 もちろん限りなく行動の自由やプライバシーは制限されるが、長時間の果樹園労働から解放され、収容所内で初めてゆっくり英語習得に時間を割けた人。月々の衣料手当で通信販売を利用した人。なんだかなー。国力の差や国民性の違いだけでは語れない気がした。

Posted by ブクログ

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