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習慣と秩序 デカルト・ヒューム・ソシュール
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習慣と秩序 デカルト・ヒューム・ソシュール

三宅中子(著者)

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習慣と秩序 デカルト・ヒューム・ソシュール

3,738

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 南窓社/
発売年月日 1996/03/31
JAN 9784816501883

習慣と秩序

¥3,738

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2020/10/08

「習慣」というテーマをめぐって、過去の思想家たちがおこなってきた議論について考察している本です。とりあげられているのは、サブタイトルに挙げられているデカルト、ヒューム、ソシュールのほか、釈尊を中心とするインド思想、マッハやプリゴジンなどの物理学者の思想にも触れられています。 著...

「習慣」というテーマをめぐって、過去の思想家たちがおこなってきた議論について考察している本です。とりあげられているのは、サブタイトルに挙げられているデカルト、ヒューム、ソシュールのほか、釈尊を中心とするインド思想、マッハやプリゴジンなどの物理学者の思想にも触れられています。 著者はまず、因果性を習慣に帰したヒュームの自然主義の立場について考察をおこない、動物の本能も人間の理性も習慣という原理にもとづき自然から出てきたものであるとする彼の立場を、モンテーニュやパスカルの立場と対比的に紹介しています。 つづいてアレクサンドロスの東方遠征という機会を得て、ピュロンの思想に影響をあたえることになったとされるインド思想がとりあげられ、生死についての問題に対して判断停止をつらぬいた釈尊の実践的なスタンスが、たんなる不可知論にとどまていたサンジャヤの立場を超えていたことや、『維摩経』に見られることばと沈黙の関係についての考察がおこなわれます。さらに著者は、実体としての自我を認めない仏教思想のなかで、阿頼耶識への薫習が自我の存続を支えていることに注目し、習慣というテーマへの接点を見ようとしています。 デカルトにかんしては、アリストテレス主義を継承して完全な徳のハビトゥスを身につけることで自己を形成し自己を神にみちびく道を見いだそうとしたトマスと対比するかたちで、デカルトのアリストテレス批判が論じられています。またソシュールにかんしては、ベルクソンの記憶についての考えなどを参照しながら、ラングがパロールの場面においてどのようなしかたで参入するのかという観点から、習慣としてのことばのありかたについて議論が展開されています。

Posted by ブクログ

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