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見える学力、見えない学力 国民文庫現代の教養
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大月書店/ |
発売年月日 | 1996/03/26 |
JAN | 9784272884612 |
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見える学力、見えない学力
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見える学力、見えない学力
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商品レビュー
4.2
16件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読んでいた書籍に参考図書として紹介されており、これまでにも何度か聞いたことがあるタイトルだったため、気になり読破。 今から40年以上前に出版された本ではあるが、学力の氷山モデル、100マス計算、知らないふりを演じるなど、今でもよく聞く教育的知識はここから生まれたのかと発見が多くあった。 テレビや砂糖に対して強く批判的に書かれているところもこの時代らしいと感じた。ゆとり教育を、教師のゆーとーり(言う通り)にするだけの教育と批判しているのは面白かった。 「変わるには、少なくとも3ヶ月(100回)かかる」という言葉が印象的であった。音読も、丁寧な書字も、計算能力も、一朝一夕では変わらないということである。これは他の物事にも通ずると思う。 そのために必要なのは大人の「忍耐力」。 続け切らせる力は必須。今で言う待つ力か。 学校現場に戻った時、100マス計算や音読を通して「続けることで力がつくんだ!勉強楽しい!」という思いを子どもに持たせたい。
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陰山メソッドの根っこにある教育論 主に学校で育てる「見える学力」と、主に家庭で育てる「見えない学力」の中身と育て方 百マス計算が生まれた話とか、興味深い
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50回以上重版されている教育論です。 これほど、長く読み継がれてる教育論は、なかなかありません。 著者の岸本氏は、 まさか百マス計算の生みの親だったとは。。。 >>>エリート教育と競争否定の双方に反対し、 徹底した反復訓練による落ちこぼれ救済の論陣を張る。 以上Wikipe...
50回以上重版されている教育論です。 これほど、長く読み継がれてる教育論は、なかなかありません。 著者の岸本氏は、 まさか百マス計算の生みの親だったとは。。。 >>>エリート教育と競争否定の双方に反対し、 徹底した反復訓練による落ちこぼれ救済の論陣を張る。 以上Wikipediaより この著作の初版はもう40年近く前ですが、 今、読んでも、なるほどなと感じる記述が多数あります。 テレビやゲーム漬けによる深刻な学力への影響は、 今のスマホ問題にそっくりです。 もちろん、明確な因果関係を証明することは、困難ですので、 あくまで、訴えるしか手段がないのが残念ですが。 正直、利便性と害悪を天秤にかけたら、害悪の方が、 圧倒的に強いと思います。 また、12年に中国の研究チームがネットゲームによる、脳の器質変化が発表されました。 つまり、ゲームをやることで、脳の機能が著しく損ない、その損ない方が、 覚醒剤乱用者とそっくりという研究結果です。 そのネットゲームが、今は、スマホで、いつでも、どこでもできます。 こんな恐ろしいものが、小さい頃から、近くにある環境、、、、 日本以外の国は、かなり規制をしていますが、 例えば、中国なら未成年は、30分以上ゲームできないように、アクセス制限をしたり、 韓国でも似たようなことをしています。 日本だけ、自由です。 また、当時に既に、砂糖による弊害も、問題提起されていたとは、 驚きです。 これも因果関係がはっきりしませんが、砂糖の摂取量の多さが、 イライラや集中力のなさ、また思考力の低下など、 各種問題を引き起こすのは、 現場の教師ならよくわかっていることでしょう。 今は、40年前と比べて、、、、おそらく学力を比較することができないぐらいのレベルになっています。 17年の科学技術白書では、日本の科学技術の凋落は、凄まじいと一目瞭然にわかります。 あまりニュースにはなっていませんが。 また、現在の大学生の半数は、1ヶ月の読書数はゼロ、 平均学習時間に至っては、数十分という結果になっています。 この著作の中で、ある留学生が、日本の学生を見て、 なんで、ナンパや車、遊びばかりしているのですか? あれではいつか、国がダメになってしまいますよと記述があります。 それから数十年後、まさに、完全にダメになっています。 予想的中です。 日本は完全な斜陽国家になってしまいました。 今さら、嘆いても仕方ないですが、やはり、自業自得でしょう。
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