商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 1995/05/31 |
JAN | 9784087732207 |
- 書籍
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安南
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安南
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商品レビュー
3.5
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1993年9月に刊行された『安南』は初版4万部を1日で売り尽くしたという。時に、この新人作家クリストフ・バタイユ(ちなみにジョルジュ・バタイユとは無関係)は弱冠20歳だった。わずか1日にしてベストセラー作家となったのだが、本書は娯楽小説ではなく、日本風に言うなら純文学。翌年には、史上最年少でドゥマゴ文学賞まで受賞している。この小説の第一の魅力はやはりエキゾティシズムにあるだろう。フランス革命を間近にした19世紀末のヴェトナムが舞台だ。デュラスを想起する人も多いだろう。また宗教との関係では遠藤の『沈黙』を。
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簡素な文章で確かにわかりやすいのだけれど、斬新で素晴らしい文体というよりは、プロットのような印象をうけました。 会話がなく、こうだった、ああだったと物語が、ただただ進んでいきます。 いい印象をいただいていないような感想になってしまいましたが、わりと好きな作品です。
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ベトナムを空想ではなく描いているが、フランス人の目から見たベトナムをフランス人の修道士と修道女が暮らす状況を描いた小説である。映画にはなるが、ベトナムはわからない。
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