商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1994/08/23 |
JAN | 9784003363003 |
- 書籍
- 文庫
歴史哲学講義(下)
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歴史哲学講義(下)
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商品レビュー
4.2
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下巻では、ギリシア→ローマ→ゲルマンの世界を順に見ていく。ギリシア・ローマは一部の人だけが自由であったものの、西洋世界の発祥の地となった。貴族政、共和政を経て帝政となったローマでは、貴族だけでなく平民も法治社会における自由を享受できるようになってきたが、その下には奴隷制があった。この状況を変え、全ての人間の神のもとでの平等を主張したのがキリスト教である。ゲルマン世界では、まずカール大帝のフランク王国が出てきたあと、中央集権に対する反動として、封建社会となる。この時代に教皇権は皇帝の力を上回るが、十字軍の失敗により教皇権は失墜。再び世俗の国王に力が集まる時代となる。そして近代の入り、ルネサンスと宗教改革が聖職者の特権を失わせ、市民革命を経て誰もが自由を享受できる社会へとなっていく。
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原署名: Vorlesungen über die Philosophie der Geschichte ギリシャ世界 ローマ世界 ゲルマン世界 著者:ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル(Hegel, Georg Wilhelm Friedrich, 1770-1...
原署名: Vorlesungen über die Philosophie der Geschichte ギリシャ世界 ローマ世界 ゲルマン世界 著者:ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル(Hegel, Georg Wilhelm Friedrich, 1770-1831、ドイツ、哲学) 訳者:長谷川宏(1940-、島根県、哲学)
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あれから二百年の現代。 共産主義と全体主義の台頭と実存主義、理性の暴発とポストモダン社会の閉塞感。 ヘーゲルは歴史の動きをどう見ているだろうか?
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