商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新曜社/ |
発売年月日 | 1993/06/07 |
JAN | 9784788504486 |
- 書籍
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人間この信じやすきもの
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人間この信じやすきもの
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商品レビュー
4
46件のお客様レビュー
残りの3つに注目する習慣
本のタイトルが一瞬、ちょっと躊躇する感じですが、中身はとても面白かったです。
我々がいかに好きなことしか見ていない、聞いていないのかよく分かりました。2 x 2の、自分が注目していない残りの3つはどうなっているのだろう、と考える癖をつけるのは、今後役に立つと思いまし...
本のタイトルが一瞬、ちょっと躊躇する感じですが、中身はとても面白かったです。
我々がいかに好きなことしか見ていない、聞いていないのかよく分かりました。2 x 2の、自分が注目していない残りの3つはどうなっているのだろう、と考える癖をつけるのは、今後役に立つと思いました。
誤信と思っていない(思いたくない)方々からすると読みたくない本かもしれませんが(笑)、思考の癖を知るには良い機会だと思います。
崩撃雲身双虎掌
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第1部 誤信の認知的要因(何もないところに何かを見る―ランダムデータの誤解釈 わずかなことからすべてを決める―不完全で偏りのあるデータの誤解釈 思い込みでものごとを見る―あいまいで一貫性のないデータのゆがんだ解釈) 第2部 誤信の動機的要因と社会的要因(欲しいものが見えてしまう―動機によってゆがめられる信念 噂を信じる―人づての情報のもつゆがみ みんなも賛成してくれている?―過大視されやすい社会的承認) 第3部 いろいろな誤信の実例(種々の「非医学的」健康法への誤信 人づきあいの方法への誤信 超能力への誤信) 第4部 誤信を持たないための処方箋(誤信への挑戦―社会科学の役割)
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世の中の物事について正しく考えることは貴重で困難なこと。注意深く育てていかなければならない。物事を批判的にみる能力を育てておかないと、善意とは限らない警告や議論に無抵抗となる。 人は先入観によって見たものの解釈を歪める。連続する事象が記憶に残りやすい。(偏りの錯誤) 連続回数が...
世の中の物事について正しく考えることは貴重で困難なこと。注意深く育てていかなければならない。物事を批判的にみる能力を育てておかないと、善意とは限らない警告や議論に無抵抗となる。 人は先入観によって見たものの解釈を歪める。連続する事象が記憶に残りやすい。(偏りの錯誤) 連続回数が偶然の法則の範囲を越えないことに過ぎないことに注意深くあれ。客観的な測定を行わない限り、錯誤を修正することはできない。 人間は物事を後から説明づけることに対して特筆すべき能力を持っている。 回帰→ひとまわりしてもとに戻ること、巡り廻る 相関する2変量のうちの一方で極端な値をとるとき、対応するもう一方の値が平均に近づく傾向があることは、統計学上の明白な事実である。 (回帰の概念) 真の能力が発揮される所を基準にして、偶然による要素により上下幅の変動が見られる。 偏りの錯誤、回帰の誤謬共に、偶然生じた出来事に人々がよけいな意味付けをしてしまう現象。 問題を単純化することから生じる利益は、ときに単純化に伴う誤りが必然的に生じる代償から成り立っている。
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