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人間この信じやすきもの 迷信・誤信はどうして生まれるか 認知科学選書
3,190円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新曜社 |
| 発売年月日 | 1993/06/07 |
| JAN | 9784788504486 |
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人間この信じやすきもの
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商品レビュー
4
48件のお客様レビュー
残りの3つに注目する習慣
本のタイトルが一瞬、ちょっと躊躇する感じですが、中身はとても面白かったです。
我々がいかに好きなことしか見ていない、聞いていないのかよく分かりました。2 x 2の、自分が注目していない残りの3つはどうなっているのだろう、と考える癖をつけるのは、今後役に立つと思いまし...
本のタイトルが一瞬、ちょっと躊躇する感じですが、中身はとても面白かったです。
我々がいかに好きなことしか見ていない、聞いていないのかよく分かりました。2 x 2の、自分が注目していない残りの3つはどうなっているのだろう、と考える癖をつけるのは、今後役に立つと思いました。
誤信と思っていない(思いたくない)方々からすると読みたくない本かもしれませんが(笑)、思考の癖を知るには良い機会だと思います。
崩撃雲身双虎掌
認知心理学の名著である。著者はコーネル大学の心理学の准教授トーマス・ギロビッチ。1991年の著作である。副題は、迷信・誤信はどうして生まれるか。 さて、この本、さまざまな事例を挙げて人間の認知がいかに簡単に目の前にある物事を鵜呑みにしてしまうか、という話である。いまや心理学だけ...
認知心理学の名著である。著者はコーネル大学の心理学の准教授トーマス・ギロビッチ。1991年の著作である。副題は、迷信・誤信はどうして生まれるか。 さて、この本、さまざまな事例を挙げて人間の認知がいかに簡単に目の前にある物事を鵜呑みにしてしまうか、という話である。いまや心理学だけでなく脳科学や社会学の本などでも語られていることだが、この本はその先鞭を切ったものらしい。 人の思考は常に、ものごとを白黒はっきりさせたがり、過度に単純化したがる。こうだからああだ、そうするからこうなるのだと簡単にまとめたがる。 また自分の信念に過剰な自信を持ちたがる。皆んなが自分の意見は正しい側だし賛同者も多いはずと思い込む。 さらに周囲で起きるすべてのことが制御可能だと考える。ランダムなデータの中にも関連性や法則性を見つけたがる傾向がある。的外れなことでも、二度あることは三度あるなどと思い込む。 起こらなかったことより起こったことばかりに注意が向いてしまい、別の状況は考慮せず起きたことだけから結論を出してしまう。異性を口説き落とすのは押しの一手だと豪語し、毎回押しまくる。失敗すると押しが甘かったと反省して押しまくり100回に1回成功すると、ほらねと思う。他のやり方をしたらもっと成功率が高かったかもしれないが、そのデータはないし、思いもしない。 人間はそういうものだ、という救いのない話である。だから他人の話は鵜呑みにせず根拠やデータを確認すべきなのだ。また別の状況のケースは考慮しているかもチェックしなくてはいけない。 そんなこんなで日常生活から超能力実験の話まで数多く例を挙げる。これは人間の思考の癖なので、頭のいい人は間違えないはずだとか、マスコミはどうだとか言うのは見当違いで、そこは学者の失敗例も多い。マスコミは目的が別のところにあるので全く頼りにならない。と著者は言う。 というわけで、自分個人のことは好きに決めればよいけれど、自分個人にはどうしようもないことならば無闇に考えこまずに放っておく方が良い。 哲学者エピクテトスも言いましたよね。「自由に至る唯一の道は『我々次第ではないもの』を軽く見ることである」ということで。
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認知心理学の古典的名著。人間は何故真実性の低い事柄を信じてしまうのかを、その形成パターンを列挙し、動機的社会的プロセスから読み解き、実例を解説するという構成。 形成パターン:ランダムなデータから規則を見たいように見出す、データの欠損している部分への配慮が足りない、誤った分析を先入...
認知心理学の古典的名著。人間は何故真実性の低い事柄を信じてしまうのかを、その形成パターンを列挙し、動機的社会的プロセスから読み解き、実例を解説するという構成。 形成パターン:ランダムなデータから規則を見たいように見出す、データの欠損している部分への配慮が足りない、誤った分析を先入観や後付の理論で説明し補強してしまう 動機的・社会的要因:希望的観測や自己満足のため、情報の伝達の際の誇張と些細カット、自分が信じていることは他人も信じているに違いないと思う傾向 実例:効果が無いもしくは実証されていない健康法、セルフハンディキャッピングなどの効果が無いのに無くならない人付き合いの方法、超能力の存在 まとめると、人は不完全で偏りのあるデータを自身に都合よく解釈しがちで、その解釈を正当化する理屈を後から付け加えるのが非常に上手い、それゆえに誤信はいたるところでいとも簡単に発生する。 ある手法や介入が効果があるかどうかは対照群を用意して比較しなければ分かるはずが無い、事前にアウトカムを厳密に定義しておかなければ分析として成立しないなど、確率論的な議論を行わなければ論文を書けないような分野で修士や博士を取っている人間ならば当然理解しているような内容も多いが、古典的名著だけあって一読の価値はある。
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