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武王の門(下) 新潮文庫
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武王の門(下) 新潮文庫

北方謙三【著】

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武王の門(下) 新潮文庫

825

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1993/08/28
JAN 9784101464053

武王の門(下)

¥825

商品レビュー

4.6

20件のお客様レビュー

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2010/05/28

南北朝時代に南朝方と…

南北朝時代に南朝方として九州に渡った後醍醐帝の皇子・牧宮こと懐良(かねよし/かねなが)親王と、それを支え続けた菊池武光らの戦いを描いた作品。 南北朝時代を描いた小説というと、足利尊氏を主役に描くか楠木正成を主役に描いたものが多い中、本作の主役は超マイナーな懐良親王。同じ皇族出身の...

南北朝時代に南朝方として九州に渡った後醍醐帝の皇子・牧宮こと懐良(かねよし/かねなが)親王と、それを支え続けた菊池武光らの戦いを描いた作品。 南北朝時代を描いた小説というと、足利尊氏を主役に描くか楠木正成を主役に描いたものが多い中、本作の主役は超マイナーな懐良親王。同じ皇族出身の大塔宮はそこそこ有名ですが、こちらはまるっきり知りませんでした。 詳しい歴史を知らない(足利幕府が続くから、どこかで負けるのは分かるけど)が故に、最終的にどう落ちをつけるのかとても楽しく読めました。

文庫OFF

2025/08/03

現代では殆ど無名といって良い懐良親王が、征西将軍としてこれまた滅多に注目されない南北朝時代の九州を統一し、新しい価値観の独立国家を目指した物語。 この夢が実現しなかったことは歴史が示しているものの 、菊池武光と共に最後まで実質的には無敵のままだった熱い男として語りあげた、いかにも...

現代では殆ど無名といって良い懐良親王が、征西将軍としてこれまた滅多に注目されない南北朝時代の九州を統一し、新しい価値観の独立国家を目指した物語。 この夢が実現しなかったことは歴史が示しているものの 、菊池武光と共に最後まで実質的には無敵のままだった熱い男として語りあげた、いかにも北方氏らしい時代小説です。 有力どころの死因が、時代小説にありがちな名誉の憤死ではなく老衰や病気が中心であるところにも、北方氏なりの拘りがありそうです。

Posted by ブクログ

2025/07/23

読了後あまりの凄さに茫然、しばし言葉をなくしていた。男達の夢とその顛末。夢の為に懸命に生き、戦をし、多くの命を失わせ、それでも夢のために前に進まねばならないのか。史実を元にせざるを得ないので、途中展開が遅くじれる部分もあるものの、やはりそこここに見られる北方節。例えば、武将として...

読了後あまりの凄さに茫然、しばし言葉をなくしていた。男達の夢とその顛末。夢の為に懸命に生き、戦をし、多くの命を失わせ、それでも夢のために前に進まねばならないのか。史実を元にせざるを得ないので、途中展開が遅くじれる部分もあるものの、やはりそこここに見られる北方節。例えば、武将として枯れかけた少弐頼尚が迫り来る菊池武光の軍勢を予測して再び燃え家来に「宣尚、具足の仕度じゃ」と命じた後の叙述――具足。捨てきれてはいなかった。躰の芯にまで、節がしみついている。――たまらん! こういうのが読みたくて北方作品を読んでいるんだよね。

Posted by ブクログ