俺・勝新太郎

勝新太郎【著】

• 販売会社／発売会社: 廣済堂出版/
• 発売年月日: 1992/12/10
• JAN: 9784331503836

商品レビュー

2013/10/14

　映画監督のコッポラは勝の三味線を聴いて、こんなにも芸達者で繊細な男だったのかと驚いたそうだが、本書には勝新太郎の生の姿が良くも悪くも滲み出ている。
　勝海舟の親爺の小吉のように純情な乱暴者というのが、真の姿なのかもしれない。

2008/08/24

H20.8.22.MBF.680
303．初、並、カバスレ、帯なし。
2010．11．3．日永BF。

2006/06/10

「一生懸命　てめえを抱いた覚えはねえ。
　一生懸命子供を作った覚えもねえ。
　俺は生まれた事をいつ知ったのか。
　人間だっていつ知ったんだろう。」

　男だったらわかる　そして深いなー

「芸の第一歩は息である」ちちから三味線の手ほどきを受けて悟った事。　すげー　アインザッツを自分で理解できたなんて　

「何にも賭けない賭け。俺のやった博打の中で、こんな大きな賭けはない。」

　母との賭け　ほろっと目頭が熱くなる

「ジャーナリストっていう音は正義感という音のせがれ」

　そうなんだ　まるで親の七光り　偉大な親父の威をかって無責任に振舞う　馬鹿息子

千里の道　谷川徹三に宛てた　人生の誓約書
　「心ある、本当の道をめざす人間は、自分の道を歩かねばならな　い。　あえて、今まで、誰もが歩かなかった道を歩かねばならな　い
　―千里の道を歩き続ける人は、心ある本当の道をめざす俳優であ　る。先人が歩いてきた峠、のぼりつめた頂上を超え、千里の道への旅路につく人々のために、　この道はある。」

登場する人

　昭和天皇　座頭市誕生の謎がｗ

　田宮次郎　うー好きになれなくなったｗ

　宇津井　健　この人はいい人だ

　市川　雷蔵　ライバルだね

　裕次郎は　裕次郎だね　きょうらいｗ

　谷川徹三　日本のソクラテス

　中村　玉緒　この人は本物の男を愛せる　日本唯一の女性なのかも

　中村　贋治郎

　扇千景

　そして　しまこさん
　　　この女性もっと知りたい