商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 八坂書房/ |
発売年月日 | 1992/11/30 |
JAN | 9784896946215 |
- 書籍
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セルボーンの博物誌
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セルボーンの博物誌
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ダールの『訪問者』で、オズワルド叔父さんが車に積み込み、「読むたびに新しい発見があり、何度でも読み返す価値のある本」として紹介していた英国博物史上の奇書。原書は 1789年の刊行。18世紀イギリス南西部の高地セルボーンに住んだ牧師ギルバート・ホワイトが、現地の鳥や動植、昆虫、植物...
ダールの『訪問者』で、オズワルド叔父さんが車に積み込み、「読むたびに新しい発見があり、何度でも読み返す価値のある本」として紹介していた英国博物史上の奇書。原書は 1789年の刊行。18世紀イギリス南西部の高地セルボーンに住んだ牧師ギルバート・ホワイトが、現地の鳥や動植、昆虫、植物や気候、地質、自然現象について書簡の形で書き綴る。特に鳥の生態(渡り鳥なのか、冬眠するのか、など)について詳しい。後半デインズ・バリントへの書簡30信以降は土地の風土がよく描かれていて、秀逸な随筆ともなっている。 ギルバート・ホワイトが博物学に一生を捧げたのならば、その『ギルバートの博物誌』に一生を捧げたとも言える西谷退三の訳(1992年刊行の八坂書房版。オリジナルの自費出版版は1958年)で読了。単調な部分も少なくないので、少しずつ慈しむように読む。
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