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鍋島閑叟 蘭癖・佐賀藩主の幕末 中公新書1067
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鍋島閑叟 蘭癖・佐賀藩主の幕末 中公新書1067

杉谷昭【著】

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鍋島閑叟 蘭癖・佐賀藩主の幕末 中公新書1067

684

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社/
発売年月日 1992/03/25
JAN 9784121010674

鍋島閑叟

¥684

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

薩摩や長州、土佐ばか…

薩摩や長州、土佐ばかりがとりあげられるが、反射炉を作ったり、大砲を製造したりと武器に関しては維新の戦争で佐賀藩がイチバン活躍したのではないだろうか。

文庫OFF

2010/05/28

薩摩・長州・土佐に比…

薩摩・長州・土佐に比べて地味な佐賀藩。その実態が分かって、大分すっきりしました。

文庫OFF

2014/10/10

危機に瀕していた財政の立て直しを図り、洋学の積極的導入によって佐賀藩を先進雄藩に飛躍させた鍋島直正(閑叟)の世評は、「日和見主義の大陰謀家」という、決して芳しいものではなかった。しかし、幕末混迷の渦中で誰もが閑叟・佐賀藩の力を評価し、その動向に注目した。苛酷な勉学を藩士に強い、徹...

危機に瀕していた財政の立て直しを図り、洋学の積極的導入によって佐賀藩を先進雄藩に飛躍させた鍋島直正(閑叟)の世評は、「日和見主義の大陰謀家」という、決して芳しいものではなかった。しかし、幕末混迷の渦中で誰もが閑叟・佐賀藩の力を評価し、その動向に注目した。苛酷な勉学を藩士に強い、徹底した功利主義を貫き、明治の主流にはなれなかったが、近代国家創設に活躍する多くの人材を輩出させた閑叟の軌跡を捉え直す。(1992年刊) ・まえがき  ・第一章 直正の登場 ・第二章 幕末佐賀藩の動向 ・第三章 佐賀藩の教育と学問 ・第四章 国内研修と国内留学 ・第五章 韜晦の軌跡 ・第六章 戊辰戦争と佐賀藩 ・第七章 藩の終焉 ・あとがき 本書は、幕末の佐賀藩主 鍋島閑叟の伝記である。著者は佐賀大学の教授だけあって、さすがに詳しいが、史料の引用が多く、やや退屈な感じがする。また、新書ということもあるかもしれないが、物足りない部分もある。 鍋島閑叟は、その業績に比べ、一般には、あまり知られていない気がする。幕末に近代化を進め、明治維新に際してはその去就が注目された佐賀藩であるが、イメージとしては薩長土肥と言うが如く他者の後塵を排しており、薩長土との間には明らかな距離を感じる。 長崎警備の任を受けていた佐賀藩は、外国の驚異に対抗すべく、蘭学の研究を進める。西洋技術の象徴ともいえる反射炉も、最初のうちは江川沢庵に学ぶが、やがて、江川塾を指導するため技術者を派遣するほど進歩を遂げる。 なぜ、短期間で急速に技術を身に付けたのかのか、警備体制の不備を問われたフェートン号事件が大きく影響しているのだが、本書では、単に事実の紹介のみに留まり、あまり言及されていない。本書は、鍋島閑叟や佐賀藩の事績を紹介しているものの、内面への踏み込みに物足りなさを感じた。(あるいは、著者の歴史家としてのスタンスによるものかも知れない) 戊辰戦争については、いきなり上野戦争まで飛ぶ。鳥羽伏見の時、佐賀藩が何をしていたのか気になるところである。歴史的事実では、何もしていなかったのかも知れないが、なぜ何もしなかったのか、どうして尊皇側に肩入れしたのか、解説が欲しいところである。 明治4年死去。戊辰の頃より、閑叟はしばしば病に伏す。英邁な名君でありながら力を発揮出来なかったのには、健康上の問題もあったものと思われる。 本書は、けっして読み易いとは言えないが、同じ著者による佐賀偉人伝「鍋島直正」と併せて読むと良いと思う。

Posted by ブクログ

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