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ヴェニスの商人の資本論 ちくま学芸文庫
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ヴェニスの商人の資本論 ちくま学芸文庫

岩井克人【著】

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ヴェニスの商人の資本論 ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1992/06/25
JAN 9784480080042

ヴェニスの商人の資本論

¥1,045

商品レビュー

3.7

26件のお客様レビュー

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2010/05/28

どこからでも読めるエ…

どこからでも読めるエッセイ。経済学を学んでいる人は、その知的世界に圧倒される。

文庫OFF

2024/03/25

資本主義について、貨幣について、他者書物の書評などが収録されている。シェイクスピアとか文化人としては必読なのだろう。

Posted by ブクログ

2023/05/02

本書は貨幣論などで有名な岩井氏のエッセイが多数収められた本になります。著者が最後に述べているように、大きくは1)資本主義論、2)貨幣論、3)不均衡動学論、そして4)他人の著書の論評の4つになりますが、個人的にはやはり貨幣論が一番面白く感じました。そして貨幣論自体は1)の資本主義論...

本書は貨幣論などで有名な岩井氏のエッセイが多数収められた本になります。著者が最後に述べているように、大きくは1)資本主義論、2)貨幣論、3)不均衡動学論、そして4)他人の著書の論評の4つになりますが、個人的にはやはり貨幣論が一番面白く感じました。そして貨幣論自体は1)の資本主義論や3)の不均衡動学論にも応用されていて、その意味では貨幣論が本全体の根底にあるのではないかと感じました。 岩井氏の主張は深みと面白み、そして納得感をもたらしてくれます。本書で批判を加えている「経済学的思考」についても同様の感想を持ちました。それは何かというと典型的な経済学者は、現実と経済理論が異なる際に、「現実が間違っている」という言い方をします。つまり経済理論こそが真の姿であり、それが何らかの「阻害要因」によって歪められているのが「現実」だというわけです。そんな考え方は馬鹿げていて、「社会」が何かを理解していない研究室で純粋培養された経済学者のたわごとなのですが、主流派の経済学者の間ではそれが当たり前だということになっているわけです。岩井氏はそれに対して非常にロジカルに反論を加えており、大変気持ちよく読むことができました。 全編通じて興味深く拝読しましたが、1点、4)他人の著者の論評、については割愛してもよかった気はします。何かこれだけが本の中で浮いている感じがあり、しかも対象となる本を読んでいない人からすると、岩井氏が何を論じているのかポイントがよくわからないのではないか、という印象を持ちました。1)〜3)のトピックだけの方が締まりが良い気がしました。

Posted by ブクログ

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