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崇高なる者 19世紀パリ民衆生活誌 岩波文庫
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崇高なる者 19世紀パリ民衆生活誌 岩波文庫

ドニ・プロ(著者), 見富尚人(訳者)

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崇高なる者 19世紀パリ民衆生活誌 岩波文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2007/02/19
JAN 9784003345719

崇高なる者

¥880

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2011/02/28

結論。風俗描写としてだけ読むと結構面白い。 しかしこれは、雇用主にとって都合の良い労働者は素晴らしく、都合が悪いとこき下ろす、そういう主張と解釈してかまわないわけ? と思いながら読んでいたら、あとがきでその辺の指摘はしてあった。 始め、ドニ・プロが二部無くして一部はあり得ない、...

結論。風俗描写としてだけ読むと結構面白い。 しかしこれは、雇用主にとって都合の良い労働者は素晴らしく、都合が悪いとこき下ろす、そういう主張と解釈してかまわないわけ? と思いながら読んでいたら、あとがきでその辺の指摘はしてあった。 始め、ドニ・プロが二部無くして一部はあり得ない、と主張しているにもかかわらず、なぜ訳は一部だけなんだろう?と疑問に思っていたけれども、風俗描写としては面白いけれども、確かにこの人の「主張」が、現代に反映出来るものではないだろうな…というのは、一部の書き方をみているとわからないでもないような。 極端に言えば、娯楽を好まず、賃金に文句も付けず、黙々と働くのが素晴らしい(ブルジョワの為になる)労働者、と定義づけているものねぇこれは・・・。 ま、ね。19世紀だもの。現代の尺度で考えてもしゃーないけどな。

Posted by ブクログ

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