商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 未来社 |
発売年月日 | 1989/10/01 |
JAN | 9784624700652 |
- 書籍
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グラン・ギニョル
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グラン・ギニョル
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久っ々~の再々読(?)ぐらい。 19世紀末から20世紀半ばまで、パリで大衆演劇を上演した グラン=ギニョル劇場の歴史を概観する一冊 ……といっても、かなり散文的で、 面白いけど読みづらい、って感じですけど、 そこは、まあ、グッと堪えて(笑) この劇場、そして、 その芝居が一番ウケ...
久っ々~の再々読(?)ぐらい。 19世紀末から20世紀半ばまで、パリで大衆演劇を上演した グラン=ギニョル劇場の歴史を概観する一冊 ……といっても、かなり散文的で、 面白いけど読みづらい、って感じですけど、 そこは、まあ、グッと堪えて(笑) この劇場、そして、 その芝居が一番ウケていた時代の座付き劇作家、 アンドレ・ド・ロルドの人となりに紙幅が割かれていますが、 舞台写真等、図版が豊富なのが嬉しい。 訳者あとがきに曰く(↓ザックリ端折った大意です↓) イギリスではドラキュラやフランケンシュタインが誕生したが、 フランスには、そういうモンスターは生まれなかった、 代わりと言っては何だが、狂気だの伝染病だの流血沙汰だのが 怖い話のモチーフとなったわけだが、 大正末期~昭和初期にかけての江戸川乱歩の猟奇小説が、 ちょうど二重写しになるかのようだ……と。 個人的には、舞台芸術っていうのは、映画より一層、 観る側がそれを虚構と割り切って眺めるものなので、 極度にバカバカしかったりシュールだったりしても、 最後にカタルシスが得られれば いいんじゃないかって思うんですけど、 今日(こんにち)grand-guignolesque(グラン=ギニョル風の) という表現は「荒唐無稽な」とか 「ハッタリ三昧」みたいなニュアンスで、 決して褒め言葉として用いられるものではないそうです。 でも、やっぱりこういうの好き♪
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