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完訳 千一夜物語(4) 岩波文庫
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完訳 千一夜物語(4) 岩波文庫

豊島与志雄, 渡辺一夫, 佐藤正彰, 岡部正孝【訳】

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完訳 千一夜物語(4) 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介 内容:第130夜~第236夜
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1988/07/01
JAN 9784003278048

完訳 千一夜物語(4)

¥1,067

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

注目すべきは、女性側…

注目すべきは、女性側の不貞の話が多いこと。アラブ世界の女性の性質を顕しているというよりは、抑圧された世界での反動、という印象。

文庫OFF

2024/06/21

倫理観を無視したような自由な発想とほどよいご都合主義と、やっぱり意味不明な展開と。 期待以上に面白かったです。 1巻を読んだ時から思っていたけれど、 美しい人は幸福になりました、 醜い人は不幸せになりました、というのがよくわからないし、 復讐してもオッケー、とか それでいて他の...

倫理観を無視したような自由な発想とほどよいご都合主義と、やっぱり意味不明な展開と。 期待以上に面白かったです。 1巻を読んだ時から思っていたけれど、 美しい人は幸福になりました、 醜い人は不幸せになりました、というのがよくわからないし、 復讐してもオッケー、とか それでいて他の宗教の信仰も認めてて、 主人公じゃないの?って人が途中から出てこなくなったり、 ずる賢いのは悪いことじゃないし。 なぞの倫理観です。 自給自足を前提としない、商人の文化だから? 賢く美しく、富と名誉を手に入れよう、 奪うのは土地ではなくモノを(だから盗賊がたくさん出てくる) という感覚なのでしょうか。 土地を奪うこと=戦争に価値を見出すのは、 土地が増えるほど豊かになる農耕民族だと読んだことがあるので、 小さな倫理観は意味不明でも、大きな視点ではとても平和主義的、合理的な価値観かもしれません。 最近こういう、むかしばなし、みたいなものに夢中。 前にちくまのマルドリュス版1巻だけ読んで、もう続きは手に入らないものだと諦めていたら、マルドリュス版売ってたなんて! しばらくバートン版かと勘違いして読んでいたけれど、1ページ目にきちんと書いてありました。 途中抜けている巻を探しにいかないと。 ハウルの動く城の、夜咲花って意味不明な名前だと常々思っていたけれど晴れた日の太陽とか、世紀の月とかいう名前をつける文化なんですね。 ハウルの方もカタカナで翻訳してくれてもいいのに。 イラストがとても美しい。 ダハナシュに運ばれるブドゥール姫の絵が好き。 なので続きも岩波で読みます。 太陽の話は暗いけれど、月の話は明るい。 わたしは悲しみに暮れて弱々しく死んだりしない。 向こう見ずな幸福に酔いしれるつもり。 見つからないなら探せばいいのだ。 悲恋は鏡花に限るので美しきシャムスエンナハールの話だけびみょーでした。 あと、アラビアンナイトは官能的などと言われるけれど、わたしにはエロいとグロいの違いがわからない。ので気持ち悪いシーンもあります。 みんなしょっちゅうハンマームに行くので、風呂入るかという気持ちになる。

Posted by ブクログ

2016/09/04

恋物語もなかなか一筋縄ではいかず。 あとジンニーが関わるとこんがらがるパターン(笑。 元に戻さなくてもいいのよそこは…。

Posted by ブクログ

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