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文覚(もんがく) 絵巻平家物語4
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文覚(もんがく) 絵巻平家物語4

木下順二【文】, 瀬川康男【絵】

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文覚(もんがく) 絵巻平家物語4

2,640

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ほるぷ出版
発売年月日 1987/04/05
JAN 9784593542048

文覚(もんがく)

¥2,640

商品レビュー

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2012/12/11

子どもと図書館に行った際、ふと目に止まった「絵巻 平家物語」です。なんと1985年刊行。 視聴率で色々言われつつも頑張ってる大河ドラマ「清盛」の絵本版です。 4巻は「文覚」(もんがく)という僧侶の話でした。  平家、源氏、天皇にも臆することなく「正しい」と思う道を貫いた僧侶の...

子どもと図書館に行った際、ふと目に止まった「絵巻 平家物語」です。なんと1985年刊行。 視聴率で色々言われつつも頑張ってる大河ドラマ「清盛」の絵本版です。 4巻は「文覚」(もんがく)という僧侶の話でした。  平家、源氏、天皇にも臆することなく「正しい」と思う道を貫いた僧侶の話。 もとは武士で、とりかえしの付かない過ちを起こし、19歳にて出家。信じられない修行を経て、“刃の修験者”と噂される荒法師となる。  後白河法皇に捕えられ、大赦によって獄を出るもまた捕まり、今度は伊豆へ流される。以仁王(もちひとおう)が平家討伐の令旨(りょうじ)を出し、それが伊豆に居る頼朝に届いたタイミングで、文覚も伊豆へ。  謀反を渋る頼朝に対し、文覚が後白河法皇の院宣(いんぜん)を持ってきた事がキッカケとなり、いよいよ頼朝の平家打倒が始まる。 といった具合に、誰が敵で誰が味方ではなく、自分が正しいと思った事を突き進む。  善悪をハッキリさせたい平家物語の中で、こう言ったキャラクターも必要だったのだろうと思います。現在の小説でも、そう言う役まわりってあるよね。 絵巻に飽きてきた所、なんとも面白い話でした。

Posted by ブクログ