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鈴の鳴る道 花の詩画集
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鈴の鳴る道 花の詩画集

星野富弘(著者)

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鈴の鳴る道 花の詩画集

1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 偕成社
発売年月日 1986/12/01
JAN 9784039632906

鈴の鳴る道

¥1,540

商品レビュー

4.4

14件のお客様レビュー

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2024/05/23

 こちらの詩画集も義母から借りました。これまで読んできた詩画集とは違ってて、読みにくい漢字にはふりがなが添えてあります。そして、草花だけでなく、日常生活の景色とか何故か豚とか?の絵もあったりします。星野富弘さんは、「…花だけでなく景色も動物も私にとっては美しいのです…」と作中に記...

 こちらの詩画集も義母から借りました。これまで読んできた詩画集とは違ってて、読みにくい漢字にはふりがなが添えてあります。そして、草花だけでなく、日常生活の景色とか何故か豚とか?の絵もあったりします。星野富弘さんは、「…花だけでなく景色も動物も私にとっては美しいのです…」と作中に記しています。そして、前のレビューではお母様への思いはたくさん感じられるけれど、奥様への思いを表した詩画が少ないとのでは…と残してしまいましたが、いえ違いました!!この詩画集には奥様への愛が溢れています。  というのも星野富弘さんが、どのようにしてこの詩画集を含めてどんな風に作品を完成させていくのかが書かれているからです。奥様なくして詩画集の完成はありません。一日2時間筆を咥え、筆の種類や絵の具の色などはすべて奥様に指示されており、午後は口述筆記で随筆を完成させる…詩画集は二人の子どものようなものと、おっしゃっています。  そして、表紙の1984年に描かれた“秋のあじさい”…   『一日は 白い紙   消えないインクで文字を書く   あせない絵の具で色を塗る   太く、細く   時には ふるえながら   一日に一枚   神様がめくる 白い紙に   今日という日を綴る』  やっぱり素敵だなって…いのちは自然から派生しているもの、そして花を描いてやるじゃなく、描かせてもらっている…収められている詩画、すべて素敵でした。いのちの尊さ、やさしさをいっぱい感じ取れます。改めまして、素敵な詩画を生み出してくれた星野富弘さんの御冥福をお祈りします。いつか、富弘美術館を訪ねたいと思ってます。

Posted by ブクログ

2024/02/07

物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。 東大OPACには登録されていません。 貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください 返却:物性研図書室へ返却してください

Posted by ブクログ

2022/03/25

事故で首から下が動かなくなった星野富弘さんの描く詩画集が、心を打つのはなぜだろう。「日日草」の「数え切れないほど沢山の平凡なことがあった」という発見や「よめな」の「誰がほめようと誰がけなそうとどうでもよいのです…畑から帰って来た母が『へぇっ』とひと声驚いてくれたらそれでもう十分な...

事故で首から下が動かなくなった星野富弘さんの描く詩画集が、心を打つのはなぜだろう。「日日草」の「数え切れないほど沢山の平凡なことがあった」という発見や「よめな」の「誰がほめようと誰がけなそうとどうでもよいのです…畑から帰って来た母が『へぇっ』とひと声驚いてくれたらそれでもう十分なのです」という母への思いは、飾らない絵とともに心に沁みる。素朴なやすらぎは、個性や前衛を争う文学や美術から失われて久しいものだ。広く受け入れられる理由が分かる気がする。

Posted by ブクログ

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