商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 偕成社 |
| 発売年月日 | 1986/09/01 |
| JAN | 9784039632708 |
- 書籍
- 児童書
ごんぎつね
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ごんぎつね
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商品レビュー
4.5
93件のお客様レビュー
ちょっと違う観点からのレビューσ( ̄^ ̄)?です。 先日NHKテレビ番組”グレーテルのかまど”で取り上げてあったのは『ごん狐』で有名な童話作家新美南吉さんだった。新美さんの記念館に併設された”童話の森”に『イササギが植えられている』と話され、イササギ?カササギに似た植物名に心当...
ちょっと違う観点からのレビューσ( ̄^ ̄)?です。 先日NHKテレビ番組”グレーテルのかまど”で取り上げてあったのは『ごん狐』で有名な童話作家新美南吉さんだった。新美さんの記念館に併設された”童話の森”に『イササギが植えられている』と話され、イササギ?カササギに似た植物名に心当たりがないと首をかしげていると、映像が映し出された。あれ、これはヒサカキじゃないの? 愛知県この一帯ではヒサカキはイササギと呼ばれていると、すぐ説明が続き得心がいった。 『ごん狐』の冒頭は「シダのいっぱいしげった森の中に住んでいた」とあるが、草稿では「イササギのいっぱいしげった」となっているらしい。イササギの呼び名は他の地方では一般的ではなかったので、わかりやすい「シダ」に置き換えられたとのこと。早速ごんぎつねを再読してみると、やはりシダとなっている。表紙画はシダに囲まれた一匹の狐君が描かれていて世界観が迫っているが・・・。 ♬シダ(羊歯)でなくイササギと書くも好しごんの墓前に供え生えなむ ここまでは、マイブログhttps://blog.goo.ne.jp/33bamboo/e/6828a8f098a1f0b26fab77151ac05c48より転載しました。 (追記) 植物の”ヒサカキ”に導入されて読んだ『ごんぎつね』だったが、もっと調べている間に、本書は児童文学者・鈴木三重吉さんにより(赤い鳥)改編されていると知った。この改編をめぐり、多くの研究者の間では議論されてきたとある。そちらもあたると、なるほど、ふ~むという具合に興味深い。 小学4年生の教科書に載っている本書はたくさんの子供たちが読む機会が多い。私は子供の教科書で初めて手にしたが、ラストがあまりに切なすぎてこの童話は好きになれなかった。不条理な話で小4の子供には辛く、結末をどう説明すればいいのか難しいと今でも思う。年月を経て再読しても疑問は消せない。 そして、些細な、不可解な疑問点を見つけた( ˶`⚰︎´˵ ) 草稿では『兵十は、魚籠の中へ、ごみも一緒に、そのうなぎややすを入れました』が『兵十は、びくの中へ、そのうなぎやきすを、ごみと一しょにぶちこみました』となっている。 母に滋養をつけるために、兵十は小川で魚を獲っているはずなのに、きすという魚はおかしくないか? きすは淡水魚ではなく海水魚のはずだ。やはり海水魚で、更に”やす”を丁寧に調べ直したところ、”やす”とは鰻を獲る道具であることが判った。新美さんはそのつもりで書いたのではないだろうか?
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- ネタバレ
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切なくて、 何度も泣きそうになる。 優しい、優しい、ごん、 なのに、、、 久しぶりに読み返したら、 エモーショナルな、 気持ちになりました。 ごん、 ありがとう。 ごめんね、 ゆっくり休んでね。 と、 ごんを抱きしめて、 何度も言いたい気持ちになりました。
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