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さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | 内容:さざなみ軍記.ジョン万次郎漂流記.二つの話 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2012/05/01 |
JAN | 9784101034072 |
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さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記
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さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記
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商品レビュー
3.3
21件のお客様レビュー
平家の没落を描かれて…
平家の没落を描かれている話。激動の世であったはずなのに、淡々と主人公の視点から語られている。そこが、読んでいてつらく思った。
文庫OFF
(2021/1/24読了) 「ジョン万次郎漂流記」など三編の小説集。 「さざなみ軍記」は、平家の若い武将(知盛の息子に仮託?)の日記として綴られる。小隊長の目線から見た戦の風景が面白い。 文体はやわらくてコクがあるが、お話としての盛り上がりは特になく、まあ、さざなみみたいにゆ...
(2021/1/24読了) 「ジョン万次郎漂流記」など三編の小説集。 「さざなみ軍記」は、平家の若い武将(知盛の息子に仮託?)の日記として綴られる。小隊長の目線から見た戦の風景が面白い。 文体はやわらくてコクがあるが、お話としての盛り上がりは特になく、まあ、さざなみみたいにゆらめいてフツっと終わる。 「ジョン万次郎」も同様で、万次郎の数奇な運命をよどみなく綴ってはいるが年代記風で起伏はない。 もう一編、「二つの話」は時間旅行を先取りしたような内容だが、どことなく間抜けで不思議な趣。 井伏鱒二は、山椒魚などを読んだ気もするが、記憶は定かではない。
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伊坂幸太郎編の短編集の中に井伏鱒二の「休憩時間」があり、そういえば、「山椒魚」と「黒い雨」以外読んだことなかったなあ、と、名前は有名な「ジョン万次郎漂流記」を読んでみた。 司馬遼太郎の作品にジョン万次郎はしょっ中登場するけれど、彼を主人公にするとまた違った物語りに感じた。 漂...
伊坂幸太郎編の短編集の中に井伏鱒二の「休憩時間」があり、そういえば、「山椒魚」と「黒い雨」以外読んだことなかったなあ、と、名前は有名な「ジョン万次郎漂流記」を読んでみた。 司馬遼太郎の作品にジョン万次郎はしょっ中登場するけれど、彼を主人公にするとまた違った物語りに感じた。 漂流者は5人いた訳だが、ジョン万次郎だけが、抜きん出て語学を習得出来て、観察眼に優れていたのは何故か。シンプルに、若く知的好奇心が強くかつ地頭がよかったんだろう。 語学の面では、後に続く者は大量にいただろうから、やがて相対的な価値は落ちていったのだろうが、あの時日本にジョン万が出現した、ということは奇跡のような出来事だと思う。 正しいときに正しい場所にいることの難しさと、そうなった時のダイナミズムを感じる作品だった。
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