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ジョジョの奇妙な冒険(文庫版)(1) 集英社C文庫
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ジョジョの奇妙な冒険(文庫版)(1) 集英社C文庫

荒木飛呂彦(著者)

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ジョジョの奇妙な冒険(文庫版)(1) 集英社C文庫

792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2002/02/14
JAN 9784086177849

ジョジョの奇妙な冒険(文庫版)(1)

¥792

商品レビュー

4

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2023/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まっすぐでピュアなおぼっちゃん・ジョナサンvs笑えるほど極悪なカリスマ・DIO。 「人に優しくしすぎて馬鹿を見る」ではなく、「自分のしたことを後悔しない最高の大甘ちゃん」「誇りが受け継がれる」という捉え方が最高に熱い! ただの素直な少年でしかなかったジョナサンが、覚悟と勇気を備えたら唯一無二の主人公になって、心の強さはこんなにも人を輝かせるのだ!と感動を覚える。 DIOがどう考えてもクズなのに、クズと言うのがはばかられる圧倒的な輝きがあるのも、同じ理由かもしれない。心の強さがある。2人は対になっているのに似ているところもあるのが、またいい。 プライドって現代ではもはや邪魔でかっこわるいもののように扱われているけど、本当のプライドってこういうことなんだ。自分の意志を貫くことであり、自分を信じきって、信念を持って美しく生きること。 誇り高く生きるって、とてもかっこいい!美しい!こんなふうに生きられたら。 ジョジョは人間讃歌だという話は有名だけれど、一巻から既にそれは感じられた。 人間が人間らしく多面的に描かれていて、わかりやすい善人やわかりやすい悪人ではなく、でもその人の持つ芯みたいなものは絶対にぶれない。同時にどんな人間なのか作者にしっかり理解されており、だからこそなのか、皆とてつもない魅力を放っている。 ジョナサンがダニーをいじめてた時代があったり、食べ方が汚くて怒られたりするのも、完全無欠のキャラクターじゃなく等身大の人間である感じがしていい。あのディオがお母さんを大切に思う心を持っていることにもなぜか矛盾を感じないし、でもお父さんのせいで性格がひん曲がったわけではなくて彼自身がひん曲がっているというのも理解できる。 人間を愛しているからこそ描ける人物造形なんだと思う。荒木先生のことを心から尊敬している。 10年以上ぶりに再読(どころか4回めくらい?)。 他の部に比べると独自性や技巧は弱いけど、個性とパンチは充分。すべての始まり、序章と思うとかなり深みも増してくるし、今も昔も流れている信念みたいなものは変わらないんだなと確認できた。後に語り継がれる名言も連発。そこにシビれる!あこがれるゥ!! 何度読んでも名作です。

Posted by ブクログ

2021/01/21

親友からの勧めもあり、44歳になって初ジョジョ。子供のころちらっと読んでいた記憶がある。まずは車から降りる時はカバンを地面に叩きつけてからジャンプして降りるようにしよう。

Posted by ブクログ

2019/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読。 バトルじゃないシーンも常にテンションが高くて笑ってしまう。 作者あとがきでも書いていたが、悪役も含め、皆全力で信じる道を進んでいる感じが良い。まさに人間賛歌… ここからあの膨大なスタンドたちや、ジョルノやジョリーン等のスタイリッシュ主人公たちにまでつながっていくと思うと感慨深い。

Posted by ブクログ

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