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ベルサイユのばら(集英社C文庫版)(5)
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ベルサイユのばら(集英社C文庫版)(5)
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商品レビュー
4.5
25件のお客様レビュー
神にめされて ついに終わってしまった。 解説の、奥本大三郎さんも書かれていたが、 マリー・アントワネットとその夫のルイ16世が、 特殊な育て方をされ、ふつうの人間の常識では推し量ることのできない人間だった。 読んでいても自分たちのことばかりで、 国民のことは無関心で想像を超え...
神にめされて ついに終わってしまった。 解説の、奥本大三郎さんも書かれていたが、 マリー・アントワネットとその夫のルイ16世が、 特殊な育て方をされ、ふつうの人間の常識では推し量ることのできない人間だった。 読んでいても自分たちのことばかりで、 国民のことは無関心で想像を超えていたが、 それなのに、マリー・アントワネットは美しかった。 「私は退屈が恐ろしいのです」 贅沢病、恐ろしいものです。 またベルばら、何度も読みたい。 美しい絵に、それにストーリー、読んでいてとても楽しかったし、 その当時の歴史も知りたくなった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
どこかの巻での解説で、「オスカル様が死んでからのベルサイユのばらは見れない」というようなエピソードがあったように思いますが、それも納得するほどの喪失感がありました。 オスカルというヒーローかつヒロインの死というのはなんとも言葉に尽くしがたい存在だったんだなぁと改めて思います。 オスカルの死が美しいのは最期の最期に想い願ったのは最愛の夫であるアンドレのことと祖国であるフランスのことであり、どちらもオスカルにとってとても大切で誇りに思っていたことを胸に抱きながら死んでいったというところだと思います。 もちろん私の涙腺は崩壊していました。 その後のマリーアントワネットの部分は正直あまり読む気力がなかったのですが、それでもギロチンの前に立つマリーアントワネットの表情のすごみ、少女から凛とした女王としての女性の顔になっていて、やっぱり漫画家さんはプロだなぁと思わされます。 もちろん今の漫画の方が画力的には発達していると思います。 後半はそうでもありませんでしたが、第一巻に出てくる登場人物が着ている服にほとんどしわが描かれていなく、なんとなくのっぺりとした印象がぬぐいきれていませんでした。 しかし、表情という一点突破においては愛らしい表情、苦悩する表情、涙、そして覚悟の表情と多彩な表現が見られました。 その表情に私たちは感情移入し、そして同時に歴史をも学んでいくという素晴らしい漫画でした。
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今まで物語はオスカルにとっての革命でしたが、ここからアントワネットにとっての革命も描かれます。 アントワネットやルイ16世、フェルゼンの覚悟や決意を目の当たりにし、その魅力を再確認できるようなお話です。 読み終えたあとには、そうかこれは愛の物語だったのだと気が付きました
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