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今、勢いのある日本のミステリー作家30人を選出し、作家別に売れ筋+担当おすすめを加えたBEST5を作成しました。

※著者によってはBEST5までない場合があります。ご了承ください。

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逢坂冬馬のミステリー小説ベスト3

1位
同志少女よ、敵を撃て

2022年本屋大賞受賞作。第二次世界大戦で母を失った少女セラフィマは、復讐のために中央女性狙撃訓練学校に入り、狙撃手としての腕を磨く。やがて狙撃小隊の一員として前線に立つことになったが――。

青崎有吾のミステリー小説ベスト5

1位
地雷グリコ

第171回 直木賞候補作。平穏を望む女子高生・真兎(まと)。だが、勝負ごとに強い彼女は、風変わりなゲームで強者を撃破していく。言葉遊びや心理戦を駆使したゲームに挑んでいく連作短編小説です。

青柳碧人のミステリー小説ベスト5

1位
令和忍法帖

私たちの知らないところで、忍者は今も暗躍している――! 警視庁の犯罪対策係に所属する忍者の白神が、会社員やキャバ嬢として生活する他の忍者たちと事件を解決していく。スピード感ある展開と、ユーモアや社会風刺の融合が魅力の作品です。

浅倉秋成のミステリー小説ベスト5

1位
俺ではない炎上

山本周五郎賞候補作。SNSで突然「殺人犯」に仕立て上げられた主人公。身に覚えはないが、逃走するしかなく――。拡散される虚偽情報や暴走する正義など、ネット社会の怖さをリアルに描きながら、二転三転する真相が読者を翻弄します。

芦沢央のミステリー小説ベスト5

1位
汚れた手をそこで拭かない

善意の裏に潜む小さな悪意を描く短編集。ちょっとした嘘や秘密など、何気ない行動が取り返しのつかない事態になっていき、破滅していく。登場人物の心理描写が見事で、「もし自分だったら」と考えると怖くなる話ばかりです。

阿津川辰海のミステリー小説ベスト5

1位
透明人間は密室に潜む

4編の短編集。透明人間による犯罪計画、アイドルオタクが裁判の陪審員となって事件に直面する話、クルーズ船でイベント中に起きた拉致監禁事件など、奇想天外な設定と破綻しない推理ロジックが魅力。本格ミステリーファンも唸る技巧派作品です。

伊坂幸太郎のミステリー小説ベスト5

1位
殺し屋シリーズ

恐妻家、酒浸り、優等生の中学生など、個性あふれる殺し屋たちが登場する「殺し屋」シリーズ。暴力を扱いながらもユーモアがあります。エンタメ性が光る作品たちで、「マリアビートル」はブラッド・ピットさん主演でハリウッド映画化されました。

井上真偽のミステリー小説ベスト5

1位
アリアドネの声

巨大地震により地下都市に閉じ込められた少女を救うため、ハルオはドローンを遠隔操作して救出を試みる。通信越しの推理という設定が緊迫感を高めます。極限状況下での論理戦と人間ドラマが融合した作品です。

岡崎琢磨のミステリー小説ベスト5

1位
珈琲店タレーランの事件簿

京都の珈琲店を舞台に、バリスタの切間美星が日常の謎を解く連作ミステリー。コーヒーの香りが漂う穏やかな空気と、端正な推理の対比が魅力です。第10回 このミステリーがすごい!大賞の候補作に選ばれました。

恩田陸のミステリー小説ベスト5

1位
ユージニア

第59回 日本推理作家協会賞受賞。北陸の名家で起きた大量毒殺事件。現場には「ユージニア」という謎の言葉が出てくる手紙が残されていた。事件から数十年、数々の証言により見落とされていた事件の真実が解明されていく。

貴志祐介のミステリー小説ベスト5

1位
青の炎

湘南の高校に通う秀一は、母に暴力をふるう義父の曽根を自らの手で殺すことを決意する。緻密な計画を練り、完全犯罪を企てる秀一だったが……。良心と葛藤し、孤独に追い詰められていく心理描写が圧巻の、重厚なミステリーです。

今野敏のミステリー小説ベスト5

1位
隠蔽捜査シリーズ

警察官キャリアの竜崎伸也が活躍するシリーズ。縦社会の警察組織の中で自らの正義感にのっとって行動を起こす竜崎は警察内で変人扱いされていますが、読者はそのまっすぐな姿に魅了されるはず。「こんな人が日本の警察にいてくれたら」と思わせる主人公です。

櫻田智也のミステリー小説ベスト2

1位
青年・エリ沢泉シリーズ

全国を旅している昆虫好きの青年・エリ沢泉が不可解な事件に巻き込まれ、事件を解決するシリーズ。シリーズ作品の『蝉かえる』は、第74回日本推理作家協会賞と第21回本格ミステリ大賞を受賞しました。

白井智之のミステリー小説ベスト5

1位
名探偵のはらわた

昭和に起きた凶悪事件の犯人たちがよみがえり、憑依を繰り返して猟奇的事件を起こしていく。伝説の探偵・浦野と、助手の「はらわた」こと原田亘は、これを止めることができるのか!? タイトルで腰が引けそうですが、グロテスクさは控えめです。

新川帆立のミステリー小説ベスト4

1位
弁護士剣持麗子シリーズ

シリーズ1作目『元彼の遺言状』は、第19回 このミステリーがすごい!大賞受賞作。型破りな若手弁護士・剣持麗子が、型破りな方法で事件の裏側を暴くミステリー。弁護士のイメージを覆す麗子のパワフルさとテンポの良い展開は、読んでいて気持ちがいいです。

大門剛明のミステリー小説ベスト5

1位
完全無罪シリーズ

冤罪事件をテーマに、司法制度の闇と人間の執念を描く社会派ミステリー。再審請求や証拠の再検証を通じて真実に迫る展開が緊迫感を生みます。また、主人公の千紗が過去のトラウマを乗り越えていく姿に感動します。

知念実希人のミステリー小説ベスト5

1位
天久鷹央の推理カルテシリーズ 完全版

診療困難となった患者たちの不可解な症状や怪事件を、天才診断医の天久鷹央が解き明かす医療ミステリー。卓越した知識と洞察力で事件を解決していくのが気持ちいい! 鷹央の助手である小鳥遊(たかなし)とのバディ感も魅力です。

辻村深月のミステリー小説ベスト5

1位
冷たい校舎の時は止まる

第31回メフィスト賞受賞作。雪の日、学校に閉じ込められた高校生8人は、2か月前に自殺した同級生のことを思い出すが、顔と名前が思い出せない。なぜ思い出せないのか、この状況に死んだはずの同級生がかかわっているのではないか。追い詰められつつ、彼らは謎を追っていく。

長岡弘樹のミステリー小説ベスト5

1位
教場シリーズ

警察学校が舞台。落ち度があれば退校という状況で、冷徹な教官・風間公親が生徒の嘘や過去を暴く物語。短編連作形式で、人間ドラマと、風間の鋭い洞察力による緊張感ある展開が魅力です。木村拓哉さん主演でメディア化されました。

中山七里のミステリー小説ベスト5

1位
ピアニスト・岬洋介シリーズ

天才ピアニストの岬洋介が、周りで起こる音楽関係の事件を推理で解決していく。クラシック音楽の知識と本格ミステリーが融合した、知的で華やかな雰囲気が魅力の作品。『さよならドビュッシー』は第8回 このミステリーがすごい! 大賞受賞作です。

東川篤哉のミステリー小説ベスト5

1位
烏賊川市シリーズ

架空の町・烏賊川市が舞台。私立探偵事務所を営む鵜飼が、市内で起きた事件を解決していきます。ユーモア満載の探偵や軽妙な会話、本格的なトリックが魅力。気軽にミステリーを楽しみたいときにおすすめの作品です。

東野圭吾のミステリー小説ベスト5

1位
白鳥とコウモリ

ある男が「事件の犯人は私です」と殺害を自供し、事件は解決したかのように見えたが……。主観と時代が章ごとに異なるも、徐々に接点が生まれていき、衝撃のラストに終結するのが秀逸。その時世に沿った社会問題が絶妙に組み込まれているところも面白いです。

麻耶雄嵩のミステリー小説ベスト5

1位
銘探偵メルカトル鮎シリーズ

性格に難があるが、推理能力は抜群の名探偵・メルカトル鮎が、各地で起こる怪事件の真相に挑む本格推理シリーズ。密室や連続殺人、閉ざされた土地の因習といった王道の題材を扱いながら、緻密な論理と大胆な構成で読者の思い込みを覆し、作品ごとに翻弄してくる不思議な魅力があります。

道尾秀介のミステリー小説ベスト5

1位
N

読む順番によって物語の意味が変わる連作短編集。6つの物語が複雑に絡み合い、視点や時間が反転することで印象が一変します。人の善意や罪、記憶の曖昧さが浮かび上がり、読者自身が物語を再構築する感覚を味わえる不思議な作品です。

湊かなえのミステリー小説ベスト5

1位
暁星

殺人事件の犯人が書いた手記と、その殺人事件のことを書いたフィクションの小説。二つの物語が合わさった時に見える景色とは――。章ごとに視点人物が変わり、語られる事実がずれていくことで、見えていたはずの真相が揺らいでいきます。ラストで明かされる真実が、読者に痛みと余韻を残す一作です。

宮部みゆきのミステリー小説ベスト5

1位
杉村三郎シリーズ

大企業会長の娘婿となった元編集者の杉村三郎が、離婚を経て私立探偵となり、日常に潜む悪意や心の闇と向き合うミステリー。人柄のいい杉村が、弱い立場の人々に寄り添いながら真実を明らかにしていく姿に心が温かくなります。

森バジルのミステリー小説ベスト4

1位
ノウイットオール あなただけが知っている

第30回 松本清張賞を受賞した連作短編集。1つの街を舞台にした5つの物語は相互に関連していき、最後にはすべてつながっていく――。読者だけが全容を知っているという伏線回収の快感が得られる作品です。

山口未桜のミステリー小説ベスト2

1位
白魔の檻

研修医の春田は、濃霧により山奥の病院に閉じ込められてしまう。そんな中、病院スタッフが変死体として発見された。さらに硫化水素ガスが発生した病院内で不可能犯罪が起こり――。閉鎖空間で起こる事件の緊張感と、次第に明らかになる真実に興奮が止まりません。

夕木春央のミステリー小説ベスト5

1位
サロメの断頭台

大正時代を舞台としたシリーズの第3弾。画家の井口は、自分の絵にそっくりな絵を知り、元泥棒の蓮野と調査を開始する。その中で贋作事件や、オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」に見立てた連続殺人事件に巻き込まれていき――。

柚月裕子のミステリー小説ベスト5

1位
佐方貞人シリーズ

刑事事件を専門とする敏腕弁護士の佐方貞人が事件の真相に迫る人気シリーズ作品。法廷の緊迫感と人間ドラマが描かれています。組織の圧力や冤罪の可能性と向き合いながらも、公正を貫こうとする姿が胸を打ちます。

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