もう一度読みたい文学小説はこれ!
タイトルを見たとき「?」となったが、1冊読んだらホッとして、全巻あっという間に読み切れた。
表紙が可愛いな、と思い手に取りました。親子の愛にファンタジーが組み込まれていて、最後の秘密に号泣しました。
『52ヘルツのクジラたち』が本屋大賞をとったことで作者の作品にはまりました。こんな本を書ける人はどれだけ純粋な心を持っているんだろうと思わせるような物語です。今まで一番泣いて一番感動しました。
社会人になってすぐに買った小説でした。私が中学生の頃にデビューされた三川みり先生の作品ということもあり、読みたい欲を抑えきれずに購入しました。
難しい年頃の中学生に対して、中途採用で教員になった難しい立場の主人公が、先生らしくない言動で接していく姿が良かった。
子供の視点で、塾とはどういうものなのかを考えさせられた。自分にとって良い教師との出会いはいつの時代も重要なものだと思う。だからこそ、現職の教師、教師を目指している方にもおすすめしたい。
金融業界の内部や人間関係、銀行同士の関係など、外部の者にも分かりやすく書いている。かつ読んでいて面白いし、当時の銀行のことなど日本経済が理解出来る小説。
明治時代の京都郊外が舞台。いかにも日本人という感じの登場人物たちにノスタルジーを感じ、気持ちが落ち着く。亡くなった友も湿っぽくなく、水底で楽しく暮らしているっぽいところも良い。気持ちが沈んでいたとき、唯一読めた本。
戦争を体験した世代の生き様や思いをつづった本は数多くあれど、この本は比較的読みやすく、客観的に読むことが出来ると感じた。
読み終えたときは「ロス」になったほど入り込んで、どっぷりと浸ってしまいました。選んだ理由やおすすめポイントを言い表せないくらいです。
久しぶりにタイトルにつられて読んだら止まらずに一気に読み切ってしまった。儚くも、もの悲しさを感じ、年甲斐もなく涙した。
小川洋子さんは大好きな作家さんです。その中でも、この作品は特に好きです。主人公の少年がからくり人形を操ってチェスの対戦をするという、とても不思議な物語です。
『最後の一葉』『賢者の贈り物』が特に印象深いですね。どの作品も人の心の琴線に触れるストーリーで、人情の機微に溢れるものがあります。短編だから読みやすさも充分かと思います。
さまざまな事情を抱えた人が四宝堂を訪れ、文房具というアイテムで心を解きほぐされていく。読み終えると、こちらの心も解放されていく。
落ち込んだときに読む本です。本当に面白いです。落ち込みなんかどこかへ飛んでいきます。
『国宝』の作者とは知らずに読みましたが、読んでいてストーリーの景色が自然と浮かんでくる感覚がありました。こういう気持ちは初めて。もちろん、ストーリーは文句なしに面白いです。
学生から社会人になって、今までいかに守られていたかという事を実感させられた小説。伊坂幸太郎さんの小説は読んでいてどん底まで落ちるけれど、最後には救われる伏線の妙がたまりません。
大学4年の夏に読んで、当時の暑さや退屈さと一緒に記憶に残っている。行く先が見えないままに夏を過ごす物語は、学生時代特有の、時間を持て余して適当に生活を送っていた頃を思い出させてくれます。
人は必ず死を迎えますが、大切な人を失うのは辛すぎます。考えたくもありませんが現実です。もし、自分の家族が余命宣告を受けたらその後の人生をどう過ごすか、考えさせられる小説です。
30年以上前の大学時代に読んで、実際に競馬場で観戦。それ以来、競馬の魅力に取り憑かれて今だに競馬ファンを続けているので読み返したいと思います。
いろいろなハンディキャップを抱えた人たちが挑戦していくところが感動的でした。
何度も映画化されている。映画を観るたびに原作を読み返したくなります。
人間の本質や有り様、とにかく人間としてどうあるべきかを幼い頃に学ばせていただきました。
精神的に弱っているときに読んで、実際には体験出来ない文字通り「青春」を味わえた。ハーレー、ヤクザ、ボクシング、全てが新鮮で楽しめた。力になった。少し救われた。
肩の力を抜いて読める。ふざけているけれど、何やら物事の真髄を突いているような気もする。読書初心者におすすめしたい。
全てを飲み込み、許し合えて、欠けたピースがピタリとはまるわけじゃない。もっと歪で不安定で――でも、そうやって生きていく。そんなメッセージが心に届く作品です。胸の奥に残る、希望と感傷が混ざり合ったあの読後感を、ぜひ多くの方に味わって欲しい。
これまでの私の生き方、考え方をよい方向へと変えるきっかけになった一冊。ぜひ一度は読んでみてほしい!
もう一度読みたい時代・歴史小説はこれ!
単純に面白い。主人公である長谷川平蔵が男前でカッコいい。
自然描写などが見事で全体的に爽やか。父親の敵討ちという話だが必要以上に重たくならず、さっぱりとした印象を受けた。
家族へのひたむきな愛。読み終えるまでに何度も泣いた。
天下一の大胆さと、細心にして万全の準備を整えて豪商家に忍び入り、家人を殺めることなく短時間で大金を盗み出す手際の良さに感服。池波作品の中でも一番好きです。
上方の女料理人・澪が、料理を通して江戸の人々に認められていく姿に感動した。
時代小説を読み始めるための、お手本になる内容だと思う次第であります!
中学か高校で習う歴史の中で、誰もが一度は聞いた名前だと思います。天才蘭学者で、後に入牢の身となるが逃亡。その逃亡の描写が、まるで映像化されたみたいに頭の中に浮かんできてハラハラドキドキ。吉村昭作品は「音」「匂い」「光」「温度」等、五感を刺激します。
ミステリーやアクションばかり読んでいたのですが、初めて時代ものを読んだ作品が『剣客商売』。面白くて一気読みした思い出があります。
すでに2回は読んでますが、他の作品の登場人物との関係性もあり、興味がつきません。
今まで読んだ時代小説の中で一番痛快。実在した女剣士の数奇な運命を、幕末の混乱の中に見事に描いている。
ハッキリとした文献も乏しい飛鳥時代を、作者自身の経験、研究、洞察力で、素晴らしいドラマに仕上げている。
徳川家康の晩年の嫌な人間性がよく書けている。40年前くらいに読んでいるが、自分も歳を重ねて再度読みたいと思いました。
司馬遼太郎作品の殆どは、史実に基づいたフィクションであるが、現在までの歴史小説の多くに影響を与える程の描写や説得力がある。
今まで読んだ歴史小説の中でもっとも面白く、すっかり引き込まれて、時間を忘れて読み込みました。
辻堂魁さんの文章は読みやすく、言葉の意味、ストーリー、全てに流れがあり、スンナリ納得できて受け入れられる。
数年に一度、藤沢さんのこの作品を読み返しては、やはり小説は良いものだな、人間も捨てたものじゃないなと思わせてもらっています。
今までに3回は読み直しています。血湧き肉踊るとは、この小説のためにある言葉だと感じます。
もう一度読みたいミステリー・サスペンスはこれ!
国連に飾られたピカソの名画に関わる史実をベースとした反戦的恋愛小説。読み出したら止まらなくなり、一気読みしました。
ガリレオシリーズの初の長編ということで期待していたら、とんでもない作品でした。アリバイのトリックには本当に驚きました。
若い頃に読んだ初めてのミステリーで、物語やトリックがすごかった記憶があります。それ以降も何冊もミステリーを読み、この作品以上に精巧なものもありましたが、最初ということでインパクトは一番でした。
これはもう何を書いてもネタバレになるので、ポイントが難しいです。ラストは号泣しました。作品を読んでいない頃に戻って、もう一度読みたいです。
著者の他の作品が好印象だったことと、SNSのおすすめに上がっていたことで読みました。号泣し、心が温まる。登場人物全てに手抜きが無いのもおすすめポイントです。
一番好きで一番繰り返し読んだ本。今で言う科捜研のような捜査など、子供時代は感心して読みました。ビクトリア時代の雰囲気も魅力です。
トリックはもちろんのこと、作品の雰囲気も好きで、犯人が分かっても読み返す魅力がある。
展開が二転三転して、ハラハラが止まらなかったです。今まで読んできたミステリでトップクラスに入ると個人的に思っています。
最後の最後で視点が180度変わる、あの衝撃が忘れられない。振り返ると伏線があちらこちらにちりばめられており、読了してすぐにもう一回読みたくなった。
初めて読んだが、読み進めていく内に著者がアイドルということを忘れるほど面白かった。著者がSNSにアップしている小説のPV動画も、読む前と読んだあとでは見え方が変わってくる。
スペイン内戦時代を背景に、盗まれたフラメンコギターと宝石の謎を追って、主人公が日本とスペインを行き来する冒険もの。特に「サントスを探せ!」という人探しのプロセスがハラハラドキドキで読みごたえがあった。
中学生の時に読んで、推理小説にはまるきっかけになった本です。
次から次へと何かが起こり、それらが少しずつ繋がっていき、最初から最後まで夢中で読んでしまう面白さ。読み終わった直後はいろんな感情が出てきて、しばらく考え込んでしまった。こんな小説は初めてだった。
さまざまな分野の考証がシリーズ全ての作品に表現されている。ハッとさせられるし、あっそうかと思わず納得してしまう。そんな本シリーズを最初からもう一度読みたい。
まるで、民放の2時間サスペンスドラマを見ているような気分で読める、傑作ですよね。
子供ができなくなった女性の苦しみが描かれている。でも、たとえ血のつながりはなくても、愛してくれたという記憶は子供の心にしっかりと刻まれるのだと感じた。
主人公の原口元子と、同僚のホステスやクラブの客とのやりとりが面白いです。また、脱税の手口や不動産の錯誤の話も物語をおもしろくしています。元子は悪女なんですが、なぜか味方したくなる。
作品の世界に浸りながら、積み上げて育んできた感情の置きどころをどう処理していいのか。そんな読後感が心の奥底に沈殿したまま霧散せず、長年たった今でも後味として残っている。強烈に印象に残った衝撃作。
本当に面白かった。没頭した。一気に読み終えてしまえるほどに。そしてそれが寂しく思えてしまうほどに。
移動図書館が舞台の物語。主人公が訪れた先で出会う人との関わりに、心があたたかくなります。
元パイロットの著者だからこそ書ける、悪天候の中での着陸シーンが緊迫感に溢れていて、本当に飛行機を操縦しているような感覚になってくる所が無茶苦茶気に入っています。
もう一度読みたいSF・ファンタジーはこれ!
人生で本を読んできた中で、もう1回読み直したいと思えた本。SF要素だけではなく、人間的な本質や変わらないものがあるんだなと感じる。
知人におすすめされて読み始めた本ですが、主人公の成長とそれを取り巻く周りの温かさが大好きで何度も繰り返し読んだ作品です。
緻密な設定と伏線回収。物語後半の怒涛の展開に、比喩ではなく時間を忘れて読み進めた本。これほど一心不乱に没頭した小説は後にも先にもまだこの作品のみ。
ある意味ハインラインの集大成だと思う。自我を持ったAIや、惑星開拓、過去にタイムトラベルして過去の自分の家族に会う、といった複数のアイデアがこれでもか! というくらい詰め込まれているのに、それらが破綻せずに収束していく。数年に一度は読み返したくなる。
初めて手にしたとき、既に50巻近かったと思います。いま人気の異世界ものの先駆け的な作品だと思います。
高校時代、表紙に惹かれて読み始め、はまりました。飛鳥時代から歴史に絡んだストーリー展開とSF的要素にドキドキしました。
表紙のイラストに惹かれた。アール・ヌーヴォーとファンタジーが上手く組み合わさっていたのが良かった。
この本の好きなポイントは、歴史を俯瞰できるところ。章ごとに時代が進んでいき、それと同時に人間の主義も変化していく。学生の時に少し読んでおけば、歴史の学びの一役になったかもしれない。
手に汗握る戦闘シーンと、年の差恋愛のじれったさが絡まるファンタジーが、作者の熱い文章で盛り上がって何度読んでも飽きない。
巻を追うごとに少しずつ物語が明らかになっていくわくわく感があります。ハッピーエンドになるところも好きです。
「異世界」とは思えない、とにかく緻密な世界。波風立てないよう生きていた主人公が、人の裏切りで絶望しながらも、無償の親切心について悩み、もがき苦しみ、「自分」を決断する。とにかく重い話。なのに読後は必ず、前を向こうと思える話。
淡々としているのに、先がどうなるか、あのキャラはどうなるのかと、どんどん読み進めたくなる。ほのかに優しくなる、善人なキャラが多くて安心して読める。
言葉による交渉のすごさを感じさせてくれるとともに、裏付けとなる力の必要性も判り、現在の世界情勢を乗り越える一助になる。
高校生の頃に読みましたが、とても惹かれたものの、意味を深くは理解できないままでした。いま読むと、当時には気付けなかった深い部分を読めると思います。
もう一度読みたいライトノベルはこれ!
新人類や旧人類の秘密がわかっていくのが面白い。主人公の性格がいい。
中学生の頃に読んでどハマりしました。世界設定が壮大で面白い! キャラクターひとりひとりが個性的なところも魅力。
青春時代を思い出す。
子育ての大変さ、子供たちのかわいさを描くだけでなく、旅の楽しさも味わえます。
ストーリーの進み方にリズム感があり、面白味、意外性もあり、全てにドはまり!! 最高の本!!
主人公もヒーローも少しずつ成長して、お互いの関係性を尊重しながら共に生きていく。試行錯誤しながらパートナーとなっていく姿を見られるところがおすすめです。
読んでいた頃、ちょうど主人公と同年代でした。強くて、ちょっと自分勝手で、でも自分なりの筋を通す主人公が憧れでした。
水素電池で飛行するレシプロ航空機が登場するなど、ファンタジーの世界なのに、ある意味で未来を予見したような設定が非常に興味深い。
バトル、友情などの少年漫画的な要素もあり、少女漫画のような恋愛の要素もある長編シリーズ。今から読み始める方には読み応えを約束できます。
7巻の展開には非常に驚かされました。キャラ同士の関係性や、この巻で初めてスポットライトが当たった、とあるキャラの内面の意外性が印象に残っています。
学生の頃、夏の時期に本屋でカバーに惹かれ手に取りました。電撃文庫にしては珍しく、まるでおとぎ話のようなお話で幅広い年齢層に読んでもらえると思います。
ボカロ楽曲である、『グッバイ宣言』を小説化した作品。小説だからこその細かい心情の変化や、互いの想いなどを想像して楽しむことができる。
初めて触れた、ポップな雰囲気のファンタジー作品。『ロードス島戦記』と共に自分の根幹を成すライトノベルです。
平安の世の姫らしからぬ瑠璃姫の活躍に、ハラハラドキドキしながら何度も読んでいたのを思い出します。
高校生くらいだったと思うが、丁寧で綺麗な言葉使いで読んでいて引き込まれた。また、いのまたむつみさんのイラストも美しく、華があった。
人生で初めて読んだ長編小説で、当時珍しかった純日本産ファンタジー。日本のロールプレイングの原点がここにあります。
驚異的な戦闘能力を持つリィと王位を奪われたウォルが、常識に縛られずに国を変えていくところや、精霊や異世界の生き物達が活躍する様子が面白いです。