本屋大賞とは?

年に1回、新刊書の書店で働く書店員の投票で決定する「文学賞」です。

対象作品はジャンルを問わず、上位10作品の中から大賞が決定されます。

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2024年 ノミネート10作品発表!

(作品名五十音順)

2023年

大賞
汝、星のごとく
凪良ゆう

瀬戸内の島で暮らす高校生の暁海(あきみ)と櫂(かい)。ともに複雑な家庭環境を持つため、小さな島の中では噂の的になり、突き刺さるような視線を浴びていた。そんな境遇の中でも、二人は惹かれあい、大人になっていく。彼らの行き先に輝く未来はあるのだろうか? 2020年に『流浪の月』で本屋大賞を受賞した凪良ゆう氏が二度目の受賞を果たしました。

2022年

大賞
同志少女よ、敵を撃て
逢坂冬馬

第二次世界大戦で母を失った少女セラフィマは、復讐のために中央女性狙撃訓練学校に入り狙撃手としての腕を磨く。やがて狙撃小隊の一員として前線に立つことになった彼女だったが、善悪の一言では片づけられない複雑な事情を抱えた人々に、戦場で出会い、自分が本当に戦うべき敵は何なのか苦悩することになる。

2021年

大賞
52ヘルツのクジラたち
町田そのこ

家族から逃げるように海辺の小さな町に越してきた貴瑚(きこ)。実母からの虐待で心に深い傷を負う彼女は、同じように母親から虐待され声が出せなくなった少年に出会う。「助けて」と声をあげることすらできなくなった彼を助けるため、彼女がとった行動は……。社会問題である児童虐待を描いた長編小説です。

2020年

大賞
流浪の月
凪良ゆう

親をなくし、預けられた親戚の家で性暴力を受け居場所を失った少女「更紗」は、声をかけてきた1人の青年「文」についていく。 約2か月ともに暮らし、後に「誘拐された被害少女」「逮捕された誘拐犯」と世間に報道された二人だったが、真実は違った……。 二人の不思議な関係が描かれた、心が揺さぶられる物語です。

2019年

大賞
そして、バトンは渡された
瀬尾まいこ

高校生の森宮優子は母親が2人、父親が3人いる。繰り返された両親の離婚と再婚で苗字が4回も変わった。けれどどの親をも愛し、自分も愛されていた……。血の繋がらない親の間をリレーされて育った優子は大人になり、いかにして親たちが自分を守ってきたのかに気付かされます。家族とは何かを考えさせられる名作です。

2018年

大賞
かがみの孤城
辻村深月

何らかの事情で学校へ行けなくなってしまった中学生7人は、鏡の中にある城へ迷い込む。その城で、彼らには一つの課題が出された。最初は戸惑っていた7人だったが徐々に心を通い合わせ……。ファンタジーでありながら、不登校の子供の心情がリアルに描かれています。読後「この本に出会えてよかった」と思わせる作品です。

2017年

大賞
蜜蜂と遠雷
恩田陸

恩田陸が7年かけて執筆した、作者渾身の話題作が大賞を受賞。引っ越しの多い少年・風間塵は自宅にピアノがない。栄伝亜夜は国内にとどまらず幾多のジュニアコンクールを制覇するなど前途は洋々だったが、母の死後によりピアノから離れてしまう。あるコンクールで優勝するために才能あるピアニストたちが競争劇を繰り広げる。果たして優勝するのは……?

2016年

大賞
羊と鋼の森
宮下奈都

主人公の青年がピアノの調律に魅せられ、調律師として・人として成長していく姿を描いた物語。調律と心の繊細さが見事に表現され、美しい物語の世界へと引き込まれます。

2015年

大賞
鹿の王
上橋菜穂子

強大な帝国・東乎瑠(ツオル)で奴隷として岩塩鉱に囚われていた戦士団の生き残りヴァン。突然、岩塩鉱が犬たちに襲われ、謎の病が発生する。その混乱の隙に、どうにか逃げ出したヴァンは、幼い少女を拾い育てることとなる。謎の病の原因とは? 親子の運命は? 異世界を舞台にした壮大なファンタジー小説!

2014年

2013年

大賞
海賊とよばれた男
百田尚樹

石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造。戦争でなにもかも失い、莫大な借金を抱えるものの、社員を一人も解雇することなく会社再建に挑む。人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男の生き様とは。実在の人物をモデルにした本格歴史経済小説。上下巻あわせてどうぞ。

2012年

大賞
舟を編む
三浦しをん

新しい辞書「大渡海」編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられた、馬締光也。個性的な周囲の人たちと辞書編集に取り組んでいく。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして「大渡海」は完成するのか……。

2011年

大賞
謎解きはディナーのあとで
東川篤哉

新人刑事の宝生麗子だが、彼女と話をするうちに真犯人を特定するのは執事の影山であった。プロの探偵か野球選手になりたかったという影山は、謎を解明しない麗子に時に容赦ない暴言を吐きながら、事件の核心に迫っていく。謎を解きつつも笑える短編ミステリー。

2010年

大賞
天地明察
冲方丁

碁をもって徳川家に仕える碁打ち衆の家に生まれた渋川春海。彼は、800年にわたり使用されてきた暦の誤りに気付き、「日本独自の暦」を作り上げた。日本文化を変えた大いなる計画を、個の成長物語としてみずみずしくも重厚に描く傑作時代小説。

2009年

大賞
告白
湊かなえ

女教師・森口悠子の娘はある日学校で事故死をする。終業式のHR、女教師は事故でなくクラスの生徒により殺されたということを明かす。彼女の話しからその生徒たちを特定することができた。教育者として事故を事件にするつもりはない。だが、その生徒たちに復讐を行った、と告白する。

2008年

大賞
ゴールデンスランバー
伊坂幸太郎

仙台で金田首相の凱旋パレードが行われているその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾と再会をした。様子がおかしい森田。そして恐るべきことを告げる。「おまえは陥れられている。今もその最中だ。逃げろ!」と、鬼気迫る調子で訴える。青柳は友達の力を借りて逃亡を始めるが……。

2007年

大賞
一瞬の風になれ
佐藤多佳子

幼なじみの一ノ瀬連と陸上部に入った神谷新二。スポーツ・テストで感じたあの疾走感……ただ走りたい、白い広い何もない虚空に向かって。「ひたすらに走る」そのことが次第に2人を変え、とくに強豪でもないこの部を変える。思わず胸が熱くなる青春陸上小説!

2006年

大賞
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
リリー・フランキー

四歳のときにオトンと別居、筑豊の小さな炭鉱町でボクとオカンは一緒に暮らした。やがてボクは上京するも、東京でボロボロの日々。還暦を過ぎたオカンは、ひとりガンと闘っていた。ボクが一番恐れていたことが、ぐるぐる近づいて来て……。

2005年

大賞
夜のピクニック
恩田陸

全校生徒が24時間かけて80キロを歩く高校の伝統行事「歩行祭」。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間わだかまった思いを清算するために。今まで誰にも話したことのない、とある秘密。それは……。

2004年

大賞
博士の愛した数式
小川洋子

家政婦の「私」が派遣された先は、交通事故の後遺症で80分しか記憶がもたない数学博士の家だった。最初はとまいどいつつも、博士の優しい人柄に、「私」とその息子「ルート」は次第に心を通わせていく……。登場人物の温かいふれあいを美しい数式と共に描いた著者最高の傑作作品。

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