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なぜ賃金は上がらないのか 日本経済30年の陥穽 講談社現代新書2817
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2026/06/18 |
| JAN | 9784065443583 |
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なぜ賃金は上がらないのか
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
日本で賃金が停滞する原因を分析した本。価格が硬直的であり、雇用の維持が優先される中で、負担が賃金に向かってしまう構造が明らかにされている。 私も少しでも安いものを選びがちだが、消費者や取引先による個別の合理的な選択を止めることは難しく、本書で提案されるように構造から変えていかなけ...
日本で賃金が停滞する原因を分析した本。価格が硬直的であり、雇用の維持が優先される中で、負担が賃金に向かってしまう構造が明らかにされている。 私も少しでも安いものを選びがちだが、消費者や取引先による個別の合理的な選択を止めることは難しく、本書で提案されるように構造から変えていかなければならないだろう。 日本では現場力の高さゆえに、コストを現場で吸収できてしまったというくだりが特に印象に残った。現場の努力が報われる社会になることを願う。
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名著であると思う。 以前河野龍太郎『日本経済の死角』(ちくま新書、2025)が、過去30年、日本の生産性は諸外国と同様上昇していたにもかかわらず、ただ日本のみが勤労者の所得の上昇をもたらさなかった事情を明らかにした。 端的にいえば、少子高齢化による国内購買力の低下を見越して、国内...
名著であると思う。 以前河野龍太郎『日本経済の死角』(ちくま新書、2025)が、過去30年、日本の生産性は諸外国と同様上昇していたにもかかわらず、ただ日本のみが勤労者の所得の上昇をもたらさなかった事情を明らかにした。 端的にいえば、少子高齢化による国内購買力の低下を見越して、国内よりも国外での投資にシフトしたこと、および将来の経営危機を見据えて株主への配当さえ抑えて内部留保の積み増しに走ったことである。 ど素人ながらマクロ的な見方としては概ね正確なのではないかと感心していた。 首藤若菜の本書は、このマクロ経済学上の行動主体、国・企業・労働組合それぞれの詳細に踏み込む。その分析は説得的である。 とりわけ企業分野において物流を担う運送業界の考察は見事というほかはない。 少し考えればわかるが、粗密の差はあれ、都市/農村に散らばるコンビニエンスストアの似たような商品構成と価格を背後で支えているのは、運送業の企業でありそこで働くトラックドライバーたちである。彼らの賃金がなぜ上がらないのか。大中小企業間の熾烈な過当競争が背後にあることを明らかにしている。
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なかなか面白い視点を示してくれた。絶対的な答えは見出せていないが、検討すべき可能性のようなものがいくつか見えた気はする。根本は価格転嫁と費用構造にあるのかと。(違うかも知れないが) 著者は物流、ロジスティクスをフィールドにしているようで、取り上げられた例や課題が個人的には大変なじ...
なかなか面白い視点を示してくれた。絶対的な答えは見出せていないが、検討すべき可能性のようなものがいくつか見えた気はする。根本は価格転嫁と費用構造にあるのかと。(違うかも知れないが) 著者は物流、ロジスティクスをフィールドにしているようで、取り上げられた例や課題が個人的には大変なじみやすかったというおまけもついていた。
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