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水面の弔花 創元推理文庫
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水面の弔花 創元推理文庫

アン・クリーヴス(著者), 玉木亨(訳者)

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水面の弔花 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2026/05/28
JAN 9784488245139

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商品レビュー

4.6

8件のお客様レビュー

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2026/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シェトランド島シリーズの作者だったので。 冒頭で殺人事件が起きるが、 登場する人々はどこにいてもおかしくない普通の人々、に見える。 学習障害の息子と思春期を迎える娘を持つ母親。 その元夫と、現在の看護師の妻と幼い娘。 四人の子供を持つ初老の大学教授と専業主婦の妻と末息子。 教授のバードウォッチング仲間の男性たち。 若く美しい教育実習生と元恋人。 この中の学習障害の息子と教育実習生が、 それぞれ浴槽と海で死体でみつかる。 水に浮かんでいた花とともに。 二つの殺人の関りがつかめないまま、 隠し事や小さな嘘、不倫、偶然の出会いが積み重なり、 全ての人が怪しく見えてくる。 犯人と思しき人物が次々と現れるのも、見事だ。 しかしなんといっても主人公の刑事が秀逸。 独り暮らし、部屋は散らかり、酒飲みで、友達はおらず、 クレーンが必要かと思われる巨体、 捜査を通じて幸せな家庭を見るたびに、自らをふりかえったりする。 男性の刑事としてはありがちと言っても良いような主人公だが、女性。 素晴らしい。 そんな家庭生活とは無縁なヴェラ警部が、 事件関係者に好感をもたれる青年であり 初めての子供が産まれて喜びにあふれる若い部下を、 退屈な男と最後に切って捨てるのが痛快だった。

Posted by ブクログ

2026/07/30

花が浮かべられた浴槽で見つかった少年の他殺体。ヴェラ・スタンホープ警部が捜査を進めるうち、新たな他殺体が発見される。被害者同士に繋がりは見られないものの両者の遺体発見現場の様相が酷似していたことから、ヴェラは同一犯による犯行と推察する。イギリスを舞台とした警察ミステリです。 関係...

花が浮かべられた浴槽で見つかった少年の他殺体。ヴェラ・スタンホープ警部が捜査を進めるうち、新たな他殺体が発見される。被害者同士に繋がりは見られないものの両者の遺体発見現場の様相が酷似していたことから、ヴェラは同一犯による犯行と推察する。イギリスを舞台とした警察ミステリです。 関係者の繋がりやそれぞれの心理を丁寧に読み取り、真相に迫っていく人間ドラマたっぷりのミステリ。しかしそれにしても、どの人もいろんな秘密を背負っていて、誰が犯人でもおかしくありません。誰が犯人か見当をつけるのも至難の業かも。私は全然わかりませんでした……。 ヴェラのキャラクターが魅力的、。自らもさまざまな背景を抱えているようで、ときどき自虐のような思いを抱えながらも、地道に真相に迫っていくさまが素敵です。

Posted by ブクログ

2026/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アン・クリーヴスのシリーズ最新刊と思ったら、全然別のシリーズの初翻訳。シリーズはドラマ化されて人気だそうだけど、有料配信サイトを契約する元気は起きず、今後シリーズの翻訳が進むことを期待するのみ。カバー絵にもあるとおり、鮮やかな絵画が連続殺人の見立てに使われているのは、ラファエル前派のミレーの代表作、オフィーリア。この作家の特徴である人物の心情や背景を描くスタイルが良く出ており、ドラマ化第1作に選ばれたのも納得できた。結末自体のすっきり感は少ないが、読後感は悪くない。もうすぐシリーズ新刊も出るし愉しみ。

Posted by ブクログ

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