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多類婚姻譚
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多類婚姻譚

凪良ゆう(著者)

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多類婚姻譚

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2026/05/27
JAN 9784065429839

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商品レビュー

4.3

334件のお客様レビュー

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2026/07/19
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※このレビューにはネタバレを含みます

辛い 読んでいて痛い 心をグサグサ突き刺してくる 身体を抉ってまるでぽっかり穴が空いたみたいになる 結婚にまつわる5つの物語 ちょっとずつ、微妙に繋がってもいる 結婚しようか? うん、そうしよう! 大好きだよ♡ 私もだよ♡ そんな勢いで、えいっと飛び越えてしまえればよいのだが 助走ラインですでにあーだこーだ揉め始めると 二人三脚だけに足がもつれて なんならお互い蹴飛ばし合い引きづり合い凄まじい痛みが襲いかかる まぁ結婚なんて単なる一つの通過点で そこを過ぎると 子供はどうする? 産むか、産まないか 1人か兄弟もか 仕事は? 続けるのか辞めるのか 教育は? お金は? 家はどうする? 病気になったら? 親の介護は? そんな人生を左右する大きな通過点が これでもかこれでもかと押し寄せる そこにさらに家同士の問題が重なって… そんなこんなを結婚する前から細かくチェックして確認しないといけないなんて しかも「男女平等」に… どちらかに負担がかかりすぎるのではなくお互いが自立しつつ支え合う そんなのはただの理想なのか さらに深く知りすぎた相手であればあるほど、別れ際の致命傷も深い しかも離婚ともなればお金や養育の問題も そしてまた一からやり直し 出会って、好きになって、結婚という方向に向かって、同じ未来を見つめて、細かい価値観を擦り合わせて… そんなことなら結婚なんてせずに、もうずっと一人で生きるのか、と言われれば やっぱり一人は寂しいし 人生なんてあっという間というけれど 瞬きする間に終わるほど短くもない しかも女性には「出産」と言う名のリミットもある さらに隣の芝はいつだって青く見えるものなのだ しめ鯖のポテトサラダ 揚げたての海老 ピーナッツ風味の焼き鳥 きゅうりだけのサンドイッチ ヒレ酒の青い火と香ばしい香り 生シラスのブルスケッタ 牛すね肉の煮込み ほうれん草とドライトマトとベーコンのキッシュ 鱈のブランダード 野菜のテリーヌ ラタトゥイユ 桃のレアチーズケーキ 白身魚と柑橘のエスカベッシュ ホタテとサーモンのテリーヌ ナスのコンフィ 味は想像できなくても美味しそうな描写 男女の情景もだけどとにかくリアルなんだよなぁ だからこそ心を抉る 痛いです。凪良せんせい… この本はぜひ、少子化担当大臣の課題図書にして欲しい 少子化を叫ぶ前に、結婚しない・できない若者たちがいる現実 お父さんからの手紙 元気でやっとるか 東京の暮らしはどうや 風邪をひかんように気をつけろ ただただ子供の事を心配し、想う手紙に胸が熱くなる さだまさしの「案山子」みたいに… 3話めに出てくるブックカフェ 誰もが座れる公園のベンチのような 止まり木のような場所 こんな場所があったらいいなと想う この本の教訓 考えてもしかたないことは考えない 男女平等の行き着く先にある本当の平等とはなんだろう

Posted by ブクログ

2026/07/19

結婚のまつわる5つの物語。大手食品会社に勤める人々を中心に描かれる、それぞれの愛の形。 たった一人とわかり合うことが、なぜこんなに難しいんだろう。それでも行き着くところは絶望じゃないのがいい。今を生きる人達に寄り添うような作品集でした。

Posted by ブクログ

2026/07/18

様々な恋人や夫婦の形があることを教えてくれた1冊になりました。多様性が謳われる現代に沿った1冊だと感じました。 各章について言いたいことは多々あるが、1番心に残っている4章について書こうと思います。 この章を読んでいるときは、彼女がヒステリーを起こしすぎてイライラしてしまった場...

様々な恋人や夫婦の形があることを教えてくれた1冊になりました。多様性が謳われる現代に沿った1冊だと感じました。 各章について言いたいことは多々あるが、1番心に残っている4章について書こうと思います。 この章を読んでいるときは、彼女がヒステリーを起こしすぎてイライラしてしまった場面も多くありました。しかし、話の内容としては1番まとまっているように感じましたし、田舎暮らしで祖父母とも一緒に暮らしているような私には、カルチャーショックの多い章でもありました。 私の価値観では結婚・妊娠・出産した女性が専業主婦またはパートタイムで働くことは、普通でありふれたルートのように感じます。しかし、自身の力で仕事での地位を都会で確立させら彼女のような女性からしてみれば、キャリアを断つことが断腸の思いであり、とても悔しいことなのだと伝わってきました。 特に4章が私には響きましたが、全体を通して、もう少し自分の価値観を時代に合わせてアップデートしていかなければならないなと実感しました。

Posted by ブクログ

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