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私たちはたしかに光ってたんだ

金子玲介(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2026/04/09
JAN 9784163920900

私たちはたしかに光ってたんだ

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商品レビュー

4.7

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2026/05/04

Amazonの紹介より 高校生の瑞葉(みずは)がクラスメイトの朝顔(あさがお)に誘われて結成したバンド〈さなぎいぬ〉。4人の夢は、いつか紅白に出ること。荒唐無稽に思えたその夢は、朝顔が初めて作ったオリジナル曲「光」を聴いた瞬間、色を変える。 ……10年後、26歳の瑞葉は会社でPC...

Amazonの紹介より 高校生の瑞葉(みずは)がクラスメイトの朝顔(あさがお)に誘われて結成したバンド〈さなぎいぬ〉。4人の夢は、いつか紅白に出ること。荒唐無稽に思えたその夢は、朝顔が初めて作ったオリジナル曲「光」を聴いた瞬間、色を変える。 ……10年後、26歳の瑞葉は会社でPCを睨みつけていた。 休憩時に目にしたネットニュースで、さなぎいぬの紅白初出場を知る。心から愛し、だからこそ辞めたバンドが、ついに紅白に出る。 金子さんの作品というと、今迄は「生」のテーマで、生きたいという思いが前面に出ていて、時には叫びたいほど訴えていたのが印象的でしたが、今回はド直球の青春。 それも女子高生によるバンドということで、友達同士で揺れるプロと素人との差や人生における進路というものが描かれていて、青春だなと思いましたし、切なすぎるなと思いました。 冒頭で始まる4人バンドによる武道館公演。そこにはかつて在籍していたのに、今はいない。 なぜ、いないのか?過去を振り返る形で、昔の学生時代の思い出を語っていきます。 高校から始まったバンド活動。なにもかも初めての連続ですが、詩や音楽に優れた同級生がいて、それに負けじと喰らいついていくのですが・・・。なかなか思うようにいかず、仲間同士で軋轢が発生していきます。 プロに進むためには・・様々なハードルがありながらも、共に協力したり、喧嘩したりと切磋琢磨していく姿に応援したくなりました。 理想と現実に悩みながらも、懸命に頑張りますが・・プロとして自分はやっていけるのか?主人公の心の限界が見えてきて、バンドから離れようとします。 そこの描写がもう、切なすぎました。仲間からは「なぜ?」「一緒にいよう」と言われる一方で、自分の固い意志を貫き通す姿は、気持ちはわからないでもないなと思いました。 自分がいれば、成長しない。自分が脱退すれば成長できる。そう思ってしまうまで、追いつめていく主人公の姿は切なく映りましたし、どうにかならんかねと心の中でずっとじれったく読んでいました。 冒頭で結果がわかっているので、なんとも物悲しく思いましたが、この作品、未来も描かれています。 これは頭の中の想像かと思いますが、〇年後のバンドはどうなっているのか?メンバーとは今後も付き合っているのか?も描かれています。 金子さんの特徴的な心の叫びの描写は、今回は「生きたい」ではなく、「一緒にいよう」といった変換になっていました。今迄の「生」と「死」は違った心の叫びがありましたが、また違った「共にいよう」という友情愛が前面に出ていて、これはこれとして楽しめました。 女性バンドということで、男とは違った友情があって、楽しめました。 読んでいて、想像したのがチャットモンチーでした。こちらのバンドも、一人が脱退したのですが、後にライブで一夜限りの再結成を見た時は、ちょっと涙してしまいました。 そのバンドに通じているかわかりませんが、パッションみたいなものが似ているように感じました。 学生から大人へ。アマからプロへ。 その流れの中で魅せる仲間同士の友情に青春小説として大いに楽しめました。

Posted by ブクログ

2026/05/03

成功していくガールズバンドと、そこに居たかもしれない私。瑞葉の胸の内を思うと、すごく苦しくなってしまった。光っていた青春時代なんだよなぁ。。 「人生いつ光ったっていい、なんなら光らなくてもいい、でも人生で一度でも光ったなら、それはもう、それだけで、良い人生だと思うのね」その通り...

成功していくガールズバンドと、そこに居たかもしれない私。瑞葉の胸の内を思うと、すごく苦しくなってしまった。光っていた青春時代なんだよなぁ。。 「人生いつ光ったっていい、なんなら光らなくてもいい、でも人生で一度でも光ったなら、それはもう、それだけで、良い人生だと思うのね」その通りだ。「死んだ山田」の作者

Posted by ブクログ

2026/05/02

何に対しても、夢を追い続けることは大変なことだと思う。 気持ちを保つのも大変、体力面も衰えてくる、周りと自分を比較して悩みまくる、そんなことが常に起きてくる。 だからこの本の主人公の選択に納得。一方で夢を追い続けることが自分と重なってしまい、そこにとても共感しました。

Posted by ブクログ

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