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極楽征夷大将軍(下) 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2026/04/07 |
| JAN | 9784167924942 |

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極楽征夷大将軍(下)
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
足利尊氏とその弟である直義の愛憎の半世紀が描かれる。尊氏は流れを身に任せ、優秀な弟や側近に担がれ、いつの間にか征夷大将軍まで上り詰める。一方の直義は官僚、戦略家として大変優秀で、その才能で兄を大いに助ける。兄に対して嫉妬に近い感情を起こすこともあるが、概して兄に対しては憎しむまではいたらず、その出世を助けていく。ただ最終的には兄弟で対立し、戦をしかけることになるが、それでも優勢な尊氏は直義をとらえて殺すことは考えず、和睦で助ける。 この作品はかなりの大作であるが、大部分が足利家の戦や裏切り、工作の時系列的記述に占められる。小説として読むにはやや面白みに欠けるところがあった。ただこの作者はこの混乱の時期の調査をかなり綿密に行い、よく整理し記述している感がある。
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実弟の直義と足利氏執事の高師直の2人、そこから見える足利尊氏の生涯を史実をもとにじっくりと書かれて読み応えがすごかった。ボリュームがあるが尊氏の極楽さが堪らず最後まで飽きさせない。 物語の良さより登場人物の魅力で最後まで読み切った気もする。そういう意味で言うと上巻の方が個人的には...
実弟の直義と足利氏執事の高師直の2人、そこから見える足利尊氏の生涯を史実をもとにじっくりと書かれて読み応えがすごかった。ボリュームがあるが尊氏の極楽さが堪らず最後まで飽きさせない。 物語の良さより登場人物の魅力で最後まで読み切った気もする。そういう意味で言うと上巻の方が個人的には読み進めるのが楽しかった。
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この小説はすごく面白かったです。 下巻では、朝敵となった尊氏らが、弟直義や家宰の師直など、足利家の一族郎党とともに、足利の幕府を作り上げます。しかし、高師直の一族と 直義一派との攻防があり、まずは高家が駆逐され、その後、直義一派も尊氏義詮の将軍家から一掃されます。その後も南朝方や...
この小説はすごく面白かったです。 下巻では、朝敵となった尊氏らが、弟直義や家宰の師直など、足利家の一族郎党とともに、足利の幕府を作り上げます。しかし、高師直の一族と 直義一派との攻防があり、まずは高家が駆逐され、その後、直義一派も尊氏義詮の将軍家から一掃されます。その後も南朝方や残党との戦は続きます。 さて、師直や直義が中心となり、時代もこの小説も続きます。自分の考えや自分の家や仲間のことを中心に考え、策を弄して、戦となるのです。様々なすれ違いや判断ミスや勝手な考えで、どちらかが無くなるまで、争いは続き、一度治っても恨みに思う連中がまたむくむくと頭をあげて、いつまでも戦は終わらない。 でも、やはり、最後は尊氏の話で終わります。時代と人の欲に翻弄されるはなしですが、尊氏は自分をなんとかし続けるのです。 尊氏は、どうしようもないという扱いで皆から評価されてますが、最後の方で、弟直義は、 「なんだ。 やればできるではないか。」 と呟きます。おいおいと、思い、面白かったです。 垣根さんの別の小説も読んでみたいです。
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