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極楽征夷大将軍(上) 文春文庫
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極楽征夷大将軍(上) 文春文庫

垣根涼介(著者)

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極楽征夷大将軍(上) 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2026/04/07
JAN 9784167924935

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極楽征夷大将軍(上)

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商品レビュー

4.1

13件のお客様レビュー

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2026/08/21

鎌倉末期から南北朝時代の混沌とした時代を駆け抜けた「足利兄弟」、尊氏と直義は正反対のキャラクターだけにお互いを認め合う。時に敵対しながらも(弟は兄に呆れ続けながらも)兄弟の信頼関係だけは失われないのだが、命懸けの権力闘争の中でその「兄弟愛」が戦局に災いしたり味方したりするのが面白...

鎌倉末期から南北朝時代の混沌とした時代を駆け抜けた「足利兄弟」、尊氏と直義は正反対のキャラクターだけにお互いを認め合う。時に敵対しながらも(弟は兄に呆れ続けながらも)兄弟の信頼関係だけは失われないのだが、命懸けの権力闘争の中でその「兄弟愛」が戦局に災いしたり味方したりするのが面白い。二人に権力欲が無いからこそ別の価値が頭をもたげる。戦国時代とはまた違った、少し緩い空気感が心地よく、上下巻1000ページも長さを感じずに読めた。 何より尊氏の「極楽」ぶりが緩さの主役。平時は無気力、無責任、優柔不断で何も為さない尊氏が、戦時には不思議な魅力でカリスマとなり勝ち続ける姿は、リーダー論としても考えさせられる。「頭陀袋」のように中身は無くても、誰でもこだわりなく受け入れる懐の深さがあれば、皆がそれぞれに都合よく中身を想像して結束してくれるというリーダーシップもあるのか。隙のない直義のような戦略家の方が一見良さそうに見えるが、それではあまり意気に感じないんだなあ。

Posted by ブクログ

2026/07/28

時代小説と言えば圧倒的に織田信長・豊臣秀吉・徳川家康を中心とした戦国時代の作品が多いと思う。 自分もその類を読んできたので、室町幕府を扱う作品は初めて読む。そもそも楠木正成や新田義貞の名は知っているが、何を成した人物かは日本史で習ったが忘れている。 読む事が学びであり新鮮だった。...

時代小説と言えば圧倒的に織田信長・豊臣秀吉・徳川家康を中心とした戦国時代の作品が多いと思う。 自分もその類を読んできたので、室町幕府を扱う作品は初めて読む。そもそも楠木正成や新田義貞の名は知っているが、何を成した人物かは日本史で習ったが忘れている。 読む事が学びであり新鮮だった。 そしてこの作者の文章は面白い。 時代物の言い回しの中に、少し現代的な表現を差し込み読んでいて心地良い。 この時代の人々が自分の中でしっかりと見えてきた感じだ。

Posted by ブクログ

2026/07/25

初めて読んだ歴史小説。歴史の授業でなんとなく知っていた足利尊氏、弟直義の幼少期からの生い立ち、人となりを知ることができて非常に面白かった。直義の、多々兄に失望しながらも自分のことは二の次で足利家と兄尊氏のことを思って生きる姿に感動した。いつまでも純粋な気持ちを持ち続ける尊氏の性格...

初めて読んだ歴史小説。歴史の授業でなんとなく知っていた足利尊氏、弟直義の幼少期からの生い立ち、人となりを知ることができて非常に面白かった。直義の、多々兄に失望しながらも自分のことは二の次で足利家と兄尊氏のことを思って生きる姿に感動した。いつまでも純粋な気持ちを持ち続ける尊氏の性格は、成長するにつれて大きな弱みとなる反面、多くの人を惹きつける魅力となることに、なるほどな、確かにそんな上司の元で働くのも案外楽しいのだろうなと思わされた。

Posted by ブクログ

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