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テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版/日経BPマーケティン |
| 発売年月日 | 2026/03/27 |
| JAN | 9784296124862 |
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テクノロジカル・リパブリック
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商品レビュー
3.9
30件のお客様レビュー
「ある種の規範や規則の厳格な遵守を重んじるようになったのは、社会がもっと重大な問題の直面しているから」 著者はシリコンバレーの技術者が重大な問題から目を逸らし、身の回りの快適さや利便性を高めることばかりにエネルギーを注いでいることを批判している。本書はシリコンバレーで仕事してい...
「ある種の規範や規則の厳格な遵守を重んじるようになったのは、社会がもっと重大な問題の直面しているから」 著者はシリコンバレーの技術者が重大な問題から目を逸らし、身の回りの快適さや利便性を高めることばかりにエネルギーを注いでいることを批判している。本書はシリコンバレーで仕事している、リベラルの気風のある技術者たちへの批判で書かれている。 共同体の空隙を市場が埋めているというのはまさにそうで、そこに貨幣のやり取りが生まれ生活の市場化が進んでいるという感じ。 左翼リベラルと言っても階層化が進んでいるような気がして、本書で批判の対象となっているのは、有名大学を卒業したエリート技術者たちで、日本にいるような低所得労働者の左翼リベラルについては書かれていない。アメリカにも低賃金労働者はいるけど、その階層への言及ではなく、あくまでエリートたちへの批判になっている。 著者が国家という共同体への帰属意識を取り戻せと発破をかけるのは、中国を意識したものだろうと思う。中国に対抗するには、国家規模の課題へのコミットメントが必要という危機意識があるんだろう。
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■概要と基本姿勢 ・本書はパランティア・テクノロジーズの共同創業者兼CEOアレックス・カープと法務責任者ニコラス・ザミスカによる、西側民主主義社会と先端技術(特にAIや軍事ソフトウェア)の関係を問い直す政策・技術論である。 ・冷戦終結後の西側諸国、とりわけシリコンバレーに蔓延...
■概要と基本姿勢 ・本書はパランティア・テクノロジーズの共同創業者兼CEOアレックス・カープと法務責任者ニコラス・ザミスカによる、西側民主主義社会と先端技術(特にAIや軍事ソフトウェア)の関係を問い直す政策・技術論である。 ・冷戦終結後の西側諸国、とりわけシリコンバレーに蔓延した「技術は国境を越えて世界を平和にする」という楽観的リバタリアニズムやグローバリズムの幻想を強く批判する。 ・権威主義国家(中国やロシアなど)が軍事・社会統制へ先端技術を急速に統合する現在、民主主義を守るためには「軍事力と直結した強大な技術的優位」が不可欠であると断じる。 ■シリコンバレーの思想的怠慢と偽善の糾弾 ・ビッグテック企業が米軍や防衛機関との協業を「倫理的懸念」を理由に敬遠・拒絶する一方、独裁国家市場へ妥協的に参入してきたダブルスタンダードを痛烈に批判する。 ・「技術の中立性」は幻想であり、民主主義陣営が抑止力としての技術開発を放棄すれば、権威主義的価値観が組み込まれた技術体系が世界標準になると警告する。 ・国家の防衛や安全保障に資するエンジニアリングこそが、自由と繁栄を支える市民的義務であると説く。 ■現代の軍事力とソフトウェアの役割 ・従来のハードウェア(戦闘機、戦車、空母など)中心の軍備から、戦場全体のデータを統合・解析しリアルタイムで意思決定を下す「ソフトウェア駆動型防衛」へのパラダイムシフトを詳述する。 ・ウクライナ戦争などを実例に挙げ、商業用先端技術とアルゴリズムの統合が、数で勝る旧来型軍隊を凌駕する実態を示す。 ・防衛調達の旧態依然とした官僚主義を打破し、民間スタートアップの破壊的イノベーションを迅速に取り込むエコシステムの必要性を強調する。 ■「テクノロジカル・リパブリック(技術的共和国)」の再興 ・民主的価値観、法の支配、個人の自由を維持するためには、技術力と国家権力が健全に連携する「技術的共和国」の再構築が求められる。 ・倫理とは開発を止める免罪符ではなく、自由社会の生存を確実にするための実行力(パワー)を伴う責任であると再定義する。 ・結論として、西側諸国が技術的覇権を巡る闘争から撤退する選択肢はなく、抑止力なき理想主義は破滅を招くと警鐘を鳴らす。
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難しい本だったな。個人消費向けでありエンタメ的なサービスに傾倒するテック産業を厳しく批判して、国家取り分け軍事への貢献を強く促している。国家を形作るには共通の言語、神話、経験が必要というのはその通りだという主張には、そうだろうとは思うが。
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