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ふつうの家族
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2026/03/18 |
| JAN | 9784065363348 |

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商品レビュー
3.5
68件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
家族だからこそ言えない気持ち、言えないことがあるということ。 両親と子どもたちそれぞれの悩みは余りにも「よくあるもの」だからこそ、すごく感情移入してしまいどんどん読み進めてしまいました。 月並みな表現ですが、人との出会いは偶然で必然なんだなあと思わされる小説です。 最後は余りにも綺麗に終わるので現実はそんな上手くいかないよと思いつつ、なんだか希望のようなものが自分にも湧いてくるような気がする不思議な力がある一冊でした。 当たり前だけど人はみんなそれぞれ色んな人生を色んなことを諦めながら選択して生きている。その人生に心から満足している人の方が少ないのではないかと思う。後悔したりこんなはずじゃなかったのにと思ったり、何が正解なのかわからなくなったり。 でもそれで良いのだと、なんとなく思わせてくれるような、そんな小説でした。このお話そのものがミナトさんの占いのように誰かの気持ちをそっと後押しするような、そんな小説でした。
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台風の夜、久しぶりに家族4人がそろったとのろに、謎の青年が家に入り込む。 ミステリーっぽいし、家族の薄暗い秘密が暴かれていくのかと思ったら、令和っぽいふつうの家族の悩みが明らかになっていって、まさに台風一過の青空という感じで全員の悩みが吹き飛ぶハッピーエンドでした。 台風の夜に家...
台風の夜、久しぶりに家族4人がそろったとのろに、謎の青年が家に入り込む。 ミステリーっぽいし、家族の薄暗い秘密が暴かれていくのかと思ったら、令和っぽいふつうの家族の悩みが明らかになっていって、まさに台風一過の青空という感じで全員の悩みが吹き飛ぶハッピーエンドでした。 台風の夜に家族が集まって、秘密が暴かれたあと、清々しいラストが待っている構成は、草彅剛さん主演の映画『台風家族』と同じだね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
辻堂ゆめさんには温かい物語のイメージがあったので、途中までの不穏?な空気にこういうストーリーも書かれる方なのかぁと思いながら読み進められた。 嵐の夜に突然玄関に現れた青年"ミナト"を巡って、父母息子娘の4人家族が過去を振り返りながら、現在の本人との比較を見せていくような構成。 4人ともにミナトを連想させる人物との関わりがあり、その中の誰がミナトなのかミナトじゃないのかと予想しながら楽しく読み進めることができた。 ミナトの正体がわかってからは、わたしのイメージする辻堂さんの作品の温かさも得ることができて、ほっこりする読後感でした。 ふつうの家族ってなんだろう?と思ったけど、家族だからってお互いの全ての情報を知り尽くしてるわけではないし、家族に全てを話してるかといえばそうでもないけど、「お互いのことは全て知ったつもりになっている」というのは家族に限らず人間関係では"ふつう“にあり得ること、という意味なのかなと思いました。
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