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奇想、天を動かす 改訂完全版 光文社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2026/03/11 |
| JAN | 9784334109387 |
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奇想、天を動かす 改訂完全版
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奇想、天を動かす 改訂完全版
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
2026年5月読了。 消費税12円を払い渋って起こる殺人事件? 列車内からピエロの死体が消える? 死体が動き出す? 巨人が現れる? 奇想天外な事件の数々の裏にどんなトリックが仕掛けられているのか、警視庁捜査一課の吉敷が奮闘する! ミステリーは事件が不可解であればあるほど興味...
2026年5月読了。 消費税12円を払い渋って起こる殺人事件? 列車内からピエロの死体が消える? 死体が動き出す? 巨人が現れる? 奇想天外な事件の数々の裏にどんなトリックが仕掛けられているのか、警視庁捜査一課の吉敷が奮闘する! ミステリーは事件が不可解であればあるほど興味をひかれるが、これほど不可解な事件を扱った作品も珍しい。本作では冒頭で挙げたような奇怪な謎が次々と飛び出してくる。まるで見世物小屋の出し物のように摩訶不思議で荒唐無稽な謎の数々に目眩を覚えそうだ。 あらすじは浅草で衆人環視のもとに殺人を行った浮浪者を逮捕するところから始まる。ハーモニカを吹くのが上手いこと以外何の情報もないこの男は、消費税12円を払い渋って女店主を殺害したと見られる。警察はボケ老人による犯行の線で事件を決着させる流れになるが、しかし吉敷は納得しなかった。老人には理性があるように見えたからだ。老人の過去を探る吉敷は、彼が過去にある不可解な事件に遭遇していたことを突き止める。それがまさに奇想天外な謎だった。 点と点が結びつき、線となる。この感覚が大いに楽しめるのが今作の特徴だ。冒頭から矢継ぎ早に提示される奇妙な点の数々が、中盤から意味のある線を結び始めるところからページをめくる手が止まらなくなっていた。しかし、線ができ始めてきてもそれがどんな絵を描いているのかまるでわからない。秩序があるように見えてカオスだ。それが事件を構成するピースがハマっていくごとに秩序立っていくのが目に見えて面白い。こんな奇想を成立させる作者の技に天晴と言いたい。
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北海道、雪の中。 夜汽車の中の通路、踊るピエロ。 ピエロ、隣の車両に去ったあと銃声。 鍵のかかったトイレ。 開けるとピエロの死体。頭を銃で撃った痕。 周りにロウソク。 調べている最中、死んだはずのピエロから銃が発射。 みんな、逃げる。 戻ってくるとピエロ消えている。 消費税12円のために殺人。 刺したのは、浮浪者。 消費税殺人容疑者、行川という男。みんなが目撃しているので、行川かも犯人なのは間違いない。 行川はかつて、子供の営利誘拐で牢屋に入ってた。 元、廃品回収の浮浪者。 かつての行川の罪、便山という刑事が冤罪でっち上げた? 世の冤罪事件について。 行川、牢屋で小説を書いてた。 行川の小説。 白い巨人に掴まれ、上空に持ってかれた。童話のようなもの? ピエロの謎も、行川の小説。 初読の時は、なんだ作中作か、とがっかりしたものだが、実はファンタジーじゃなく解決できることをラストに知る。 消費税殺人、行川は被害者桜井佳子をかつてから知ってた?他に動機があった? 行川の小説、実際の事件? 飛び込み(?)自殺。首と手ない。列車に入れる。 動くピエロの死体。消えたピエロの死体。 ブーンという音。 列車が持ち上がって、脱線事故。 動く飛び込み死体。 白い巨人。 並行して走る列車でも射殺死体。 サーカス。 行川はかつてそこで働いていた。 桜井佳子(消費税被害者)もサーカス 呂兄弟。韓国籍。 行川、日本人ではない?呂兄弟? でっち上げ刑事が呂に、行川の戸籍勝手に与えた。 桜井、呂をサーカスから抜けるのに利用。 ブーンという音、飛行機。 列車の上にピエロの死体の写真。 桜井佳子、サーカス脱走後、お目当ては源田平吾(反社の人っぽいが、金はあ?)と一緒になる計画。源田の命を受け、荒正も列車に。 荒正、列車内で殺害された。 桜の木の下から死体が発見される。呂? 小麦粉が爆発。そして、列車が持ち上がった。 くびなしで死体の怪物に向かって、小麦粉を投げた。 源名寺の火事のすぐよこを列車が通ったときに、引火。 列車にひかれた死体、頭部と手首なかったが、それを利用して道化服を着たピエロを作った。ロウソクは死体を近寄らせないため。頭に銃のあとがあったので生死を確認する必要なかった。 呂泰明(弟)の体の一部。 兄弟はここで入れ替わったりアリバイのため。 兄の呂泰永が源田組の荒正を殺したから。 呂泰明の体がひかれたところ、列車止まった。その時に泰永は列車に乗り込んだ(荒正殺害後)。 桜井佳子、サーカス殻脱出、荒正と弟の呂泰明もめた。泰明、騙されてたと知った(桜井と駆け落ちするつもりだった)。もみ合いになり、殺される。 行川は、呂泰永(兄)。 弟の復讐のため、荒正を殺した。 その後、弟の死体を持って、列車の外へ出た。 弟の死体を下りの列車にひかせることで停めるため。 頭部と手首を切断させるため列車を利用。ひもをつけておいた。それでパーツを手に入れた。 列車に乗り込む。 ピエロメイク、兄弟の顔を見分けがつかなくするため。 もう一着のピエロ服には雪をつめた。頭部と手首は紐で結んで、勉強穴から下に垂らした。 列車が止まったあと、便器から垂れている紐を拾ってら外側の手すり似結ぶ。 ピエロの踊りで通路を進み、乗客にアピール。もう一つの列車へのアリバイのため。 ドアはラッチを上向きに立てて勢いよく閉めることでロック。 列車の屋根に登る。 死体、死後硬直で拳銃を撃った。 みんなが逃げたあと、紐で屋根上に死体を回収。 みんな戻ると死体消えてる 化粧落とす。 社内に戻る。 車掌が運悪く来てしまう。これが轢断死体が動いた事件。 みんなパニック。小麦粉投げる 火事の近く通って、爆発。 サーカスで、鍛えていたのでたいさた怪我せずに済んだ。 列車脱線の騒ぎに乗じて、逃げる。 白い巨人、煙が巨人の形。セスナ機の尾灯が目。 まさに奇想。犯人(呂の兄)が、一瞬でここまで考えてやるのが奇人過ぎる。呂の計画だけでも奇想なのに(弟の死体を利用してアリバイを得ようとしたり)、爆発やら死体動いたと思われる騒動、巨人に見える現象とか、偶然重なり過ぎているのがやりすぎ。 変なトリック過ぎて面白いのか迷うが、この奇想を考えた作者は間違いなく、奇人(天才?)だろう。
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消費税を払わず店主を殺した老人。黙秘を貫き、身元すらわからない。刑事の吉敷は、少ない手がかりから老人の身元と過去を追っていく。吉敷が追う事件という本筋に、消えるピエロや列車を持ち上げる白い巨人などの話がどのように繋がってくるのかも大きなポイント。 ひ弱で決して人を殺さないような老人はなぜ店主を殺したのか。これを大きな謎として、糸を辿っていくような捜査を進めていく究極のホワイダニット。 ラストの吉敷刑事に胸が熱くなった。
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