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月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | サンマーク出版 |
| 発売年月日 | 2026/03/09 |
| JAN | 9784763142740 |
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月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった
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商品レビュー
3.8
227件のお客様レビュー
この本に出てくる感情全てに、身に覚えがあった。 嫉妬も、他人と比べてしまうのも、自分を必要としてほしいのも、醜い感情も全部。 心が抉られるような苦しさがあったけど、この本を読んで良かった。 あと各話に出てくる料理が美味しそう。 レシピもついているので、自分で作ってみたい。
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めちゃくちゃ良かった。6章に分かれてるけどそれぞれが少しずつ繋がっていて。 人は誰しも他人と比べてしまう。あの人と比べて自分の方が”足りている”ところを探してしまう。あの人よりは良い、と。でも逆に、あの人より自分が”足りていない”ところにもすごく敏感で。なんで他の人は恋人がいて結...
めちゃくちゃ良かった。6章に分かれてるけどそれぞれが少しずつ繋がっていて。 人は誰しも他人と比べてしまう。あの人と比べて自分の方が”足りている”ところを探してしまう。あの人よりは良い、と。でも逆に、あの人より自分が”足りていない”ところにもすごく敏感で。なんで他の人は恋人がいて結婚していて子どもがいて素敵な家庭を築いているのに自分はできないんだろうとか。でも他の人と比べなくていい。自分のなかの”幸せ”を見つけられればそれでいい。自分軸でいいんだって思える本当に心温まる本だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
記録しておきたい言葉がたくさんあった。失恋した後の私に重なる部分が多くあった。 「今夜の月はきれいだよと、伝え合える人が誰もいなかった。」 「会社の飲み会でおいしいもの食べたら自然と、その人の顔が浮かんで、ああこれ、食べさせてあげたかったなって、勝手に思っちゃうとかさ。」 「だって好きで好きで、何をしてても自然と顔が浮かんできちゃうくらい好きな人がいるってだけで、すごいことだよ。幸せなことだよ。」 「きっと黒田さんは、頭の中ではとてもおしゃべりな人なのだ。人よりもたくさんのことを見て、考えて、彼の頭の中には、ものすごい数の言葉の渦があって。そのなかで揉まれながら、黒田さんは必死に、1番最適な言葉を選び抜いてようやく、人に投げかけることができる。この言葉を使うのがほんとうに正しかったのだろうかと、選んだ後でもなお、悩み続けながら。」 「"何がなんでも自分が幸せにしたい人"ではなかったという気持ちを、証明してしまう言葉でもある。」 「誰に選ばれなくてもわたしは尊いなんて、どうしたら思えるだろう。どうしたら自信を持って言えるだろう。誰かに選ばれている人だらけの世界で、薬指に、誰かの一番になった証明をくっつけている人だらけの世界で、普通に生きて、働いて、なんともない顔をして笑い続けるだけでも、苦しいっていうのに。」 「…そうしてるうちに、いつか、そしたら このチャーハンがどんな味だったかなんて、思い出せなくなるよ。忘れるよ。大丈夫。俺のこと、なんて 忘れて、ほしい」 「特別な、ことだよ。自分が愛したいと思う人に、愛してもらえるなんて。その人と一生をともにして、血のつながった子供ができるなんて。ふつうじゃないよ。当たり前じゃないよ。奇跡みたいなことだよ」 「いつだってその人の視界には自分が映っていて、何をするにも、楽しむにも、わたしのことを思い浮かべてしまうような、そんな人に、愛してもらえたならよかった。たとえば会社の飲み会に行っておいしい天ぷらを食べたら、「これ、桃子に食べさせてあげたかったな」と思ってほしかった。出勤するとき風が冷たかったら真っ先に、「桃子、今日ヒートテック着たかな」と思い出してほしかった。普段は素通りする駅前のガチャガチャコーナーについ寄りたくなる夜があってほしかった。わたしを笑わせたいという、ただその目的のためだけに、いい年をした大人が、流行りのキャラクターのキーホルダーを手に入れようと、必死になったりしてほしかった。何をするにも、どんな場所に行っても、ふとした瞬間にわたしの存在が顔を出して、その人の心をぽっとあたたかくするような、そんな存在になりたかった。」
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