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独裁者の倒し方 暴君たちの実は危うい権力構造
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独裁者の倒し方 暴君たちの実は危うい権力構造

マーセル・ディルサス(著者), 柴田裕之(訳者)

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独裁者の倒し方 暴君たちの実は危うい権力構造

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2026/01/07
JAN 9784492224359

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独裁者の倒し方

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商品レビュー

3.3

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2026/09/27

自分の意のままに国を操る独裁者。怖いものは何も無さそう見えるが、ラットレースのように走り続け無ければ体制を維持できず、常に恐怖に怯える日々を過ごさなければならない。一般人には全く想像のつかない内容で面白かった。 民主主義時代の日本に生まれて生活出来ていることに、改めて有り難さを感...

自分の意のままに国を操る独裁者。怖いものは何も無さそう見えるが、ラットレースのように走り続け無ければ体制を維持できず、常に恐怖に怯える日々を過ごさなければならない。一般人には全く想像のつかない内容で面白かった。 民主主義時代の日本に生まれて生活出来ていることに、改めて有り難さを感じた。

Posted by ブクログ

2026/09/05

独裁者の実態が赤裸々に、そしてロジカルに理解できた。 彼らは挑戦者になりうるエリート達に、自分を支持するメリットを感じるほどには良い目を見させながら、しかしそのうちの誰かが自分を脅かすほどの影響力を持たないようにバランスをとり、そして自分に逆らうことのリスクを思い知らせるために...

独裁者の実態が赤裸々に、そしてロジカルに理解できた。 彼らは挑戦者になりうるエリート達に、自分を支持するメリットを感じるほどには良い目を見させながら、しかしそのうちの誰かが自分を脅かすほどの影響力を持たないようにバランスをとり、そして自分に逆らうことのリスクを思い知らせるために恐怖を与え、しかし絶望により団結して歯向かってこない程度に安定を与えないといけない。 さらに軍もまた厄介で、他国や国内の反対勢力に対抗するために強力である必要はあるが、その力が自分に向かわないように複数の組織を打ち立てて牽制し合わせなければならない。 市民の反乱もまた足をすくわれるリスクとなる。特に市民に銃を向けてしまうと混乱が収拾できなくなる。 そして、高齢や病気によって先が長くないと知れると一気に支持を失いかねない。かといって予め後継者を決めておくとその後継者が自分を目障りな存在として扱うことになる。 そして、これらのどれかをうまくコントロールできずに失脚すると、民主主義国家の元元首の引退後の姿とは似ても似つかないほどに、悲惨な結末を迎えることとなる。 習近平もプーチンも金正恩も、アフリカの多くの国の独裁者も、いかに強力に見えようが、いかに狂気じみて見えようが、終わらない脅威に脅えながら極めて理性的に支配維持の努力を続けているということだ。ランニングマシンに乗ったように、走り続けなければならない。

Posted by ブクログ

2026/08/02

 近代における独裁政治についてのわかりやすいレポートという感じで、表題にある印象とは大分乖離しているように感じた。  独裁者が置かれている状態を細やかに解説し、いずれ最終的には破綻してしまうこと、なぜ独裁政治というものが絶えないのかについても詳細に説明している。  地政学の知識が...

 近代における独裁政治についてのわかりやすいレポートという感じで、表題にある印象とは大分乖離しているように感じた。  独裁者が置かれている状態を細やかに解説し、いずれ最終的には破綻してしまうこと、なぜ独裁政治というものが絶えないのかについても詳細に説明している。  地政学の知識があれば、もっと実感して理解出来るのだろうが、あいにくそのあたりの知識は薄くて、結果として隔靴掻痒な感が強かった。  著者の主張としては独裁政治というのは、爆弾を抱えて、地雷の上で綱渡りをしているようなものだから、平和とはほど遠い。破綻が約束されているというのに、独裁者が破滅したり、亡命して国からいなくなっても、独裁政治の構造だけは残って、別の誰かが独裁者になることは多分にあるという。  危うく権力構造は脆弱で均衡に欠くと書きながら、存外と長く続くそれや、長命な独裁者の存在を例に挙げたりするので、なんかこう……アンビバレントだなあと、モヤつく部分もあった。  わりとだらだらと事例というかレポートが続く感じなので、読んでいると中だるみを覚える。著者の主張は最終章である9章にぎゅっとつまっているので、こちらを先に読んだ方が理解が早いかもしれない。  時代は変化する。あたらしい技術は、新しい体制の基礎となって過去に有効だった前提自体が通じなくなっている。その事実を踏まえての臣民の目という古くも新しいギアがこれからは重きを成すだろうという、割と楽観的な主題だったんじゃないかな?

Posted by ブクログ

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