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自己との対話 社会学者、じぶんのAIと戦う 集英社新書1293
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自己との対話 社会学者、じぶんのAIと戦う 集英社新書1293

吉見俊哉(著者)

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自己との対話 社会学者、じぶんのAIと戦う 集英社新書1293

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2025/12/17
JAN 9784087213935

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2026/05/27

専門とする社会学や都市学の各論点は、もともと筆者の書籍にそれほど触れていない身からするとあくまで議論の土台として受け入れる程度だった。 「AIハラスメント」とでも呼べそうな筆者自身(の著作)を学習したAIへの執拗な批判的対話はあまり心情的に気持ち良いものでないが(確かに専門的な...

専門とする社会学や都市学の各論点は、もともと筆者の書籍にそれほど触れていない身からするとあくまで議論の土台として受け入れる程度だった。 「AIハラスメント」とでも呼べそうな筆者自身(の著作)を学習したAIへの執拗な批判的対話はあまり心情的に気持ち良いものでないが(確かに専門的な議論においてAIの振る舞いも安易な鸚鵡返しや一貫性の欠如などツッコミどころは多い)、それがそもそもの筆者の講義スタイルに基づくものであり、知的サンドバッグという関係性を首肯しようとするにあたって説得力があるようにも思える。 一転して、終章での「AIとは何か」という主張を掲げるにあたって、それまでの紆余曲折に満ちた自己対話が(読み進めるうちにAIの回答はある程度読み飛ばしてもいいと理解するにせよ)最終的な考察のために、構成上機能していることは面白い。 日進月歩のAI技術は執筆当時に比べまた一段と進歩しているに違いないが、それでも知性というものを信奉する人の批判的言説はある種のロマンチシズムがあって絶えることがないことを望む。

Posted by ブクログ

2026/04/07

本書は都市社会学者である吉見俊哉先生が、自らの著作を学習させたAI吉見と対話をするというめちゃくちゃ面白い実験的な本である。 バカとハサミと同様にAIも使いようだなというのが読後の率直な感想だ。吉見先生はAIとの対話を通じて、その特徴に平気で嘘をつくこと、対話相手に阿ること、主...

本書は都市社会学者である吉見俊哉先生が、自らの著作を学習させたAI吉見と対話をするというめちゃくちゃ面白い実験的な本である。 バカとハサミと同様にAIも使いようだなというのが読後の率直な感想だ。吉見先生はAIとの対話を通じて、その特徴に平気で嘘をつくこと、対話相手に阿ること、主張に一貫性がないことなどを挙げる。 実際に対話録を読むと、AI吉見は確かに尤もらしいことを述べているが、その主張は薄っぺらい印象で議論が成り立たない。そして、言い訳が多く知ったかぶりをしている人との対話を読んでいる気がして、内容が全く入ってこない。統計的に確率の高い単語を紐付けているので、それとなく正しそうな文章になるが、考えてはいないのだろう。 たぶんAIは議論の相手ではない。思考を深めるためのツールではなく、そのための材料をそろえる助手的なツールなのだろう。そして、AIを使いこなすにはきちんとした知識体系と仮説や疑問を考えられる思考の態度が求められるように思う。 ただこれはなかなか難しい。AIを使いこなしているつもりで思考を放棄している人が周りに何人も思い浮かんでしまう。AIによって行きつ戻りつの試行錯誤を忘れてしまった社会は果たしてどうなるのだろうか。ちょっと空恐ろしい。AIとどう対峙し思考力を守るのかちゃんと考えたい。

Posted by ブクログ

2026/04/05

♯100日チャレンジ、と並行して読んだので、AIについて考えさせられた。著者も、険悪なくらい(笑)詰めているが、AIは自信満々で嘘をつく。ふだん、コパイロットなどを使っていても、イラッとするが、新書一冊分の対話を見ていると、恐ろしさも感じてしまう。 どう付き合っていくのか ひとり...

♯100日チャレンジ、と並行して読んだので、AIについて考えさせられた。著者も、険悪なくらい(笑)詰めているが、AIは自信満々で嘘をつく。ふだん、コパイロットなどを使っていても、イラッとするが、新書一冊分の対話を見ていると、恐ろしさも感じてしまう。 どう付き合っていくのか ひとりひとりが考えるためにも 読むべき本。

Posted by ブクログ

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