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ぼくたちはどう老いるか 朝日新書1034
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ぼくたちはどう老いるか 朝日新書1034

高橋源一郎(著者)

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ぼくたちはどう老いるか 朝日新書1034

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2025/12/12
JAN 9784022953339

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ぼくたちはどう老いるか

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商品レビュー

4.3

16件のお客様レビュー

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2026/06/16

ああ凄くよかったなあ。今年読んだ中では小説なども含めても一番良かったかもしれない。一冊がまるで長い詩のようだ。重いし切ないしむなしいし悲しいけれど、老いを先達の言葉から知っておくことはそれこそよりよく老いるために絶対的に必要であると。

Posted by ブクログ

2026/06/14

 老いについて書かれた本だ。なぜ、著者が老いについて書くことになったかというと、著者自身が老いたからだとおっしゃる。そして、なぜ僕がこの本を読もうと思ったかというと、僕もまた老いたからだ。僕は62歳だから老いの諸についたところだが、両親の老いっぷりを見ると考えざるを得ない。  ...

 老いについて書かれた本だ。なぜ、著者が老いについて書くことになったかというと、著者自身が老いたからだとおっしゃる。そして、なぜ僕がこの本を読もうと思ったかというと、僕もまた老いたからだ。僕は62歳だから老いの諸についたところだが、両親の老いっぷりを見ると考えざるを得ない。  哲学者の鶴見俊輔さんや吉本隆明さんの老いの現実、私小説家の耕治人さんの書く風景、有吉佐和子さんの恍惚の人に書かれる物語等を著者が考察していく内容だが、その想いの深さに涙が出る。図書館で借りて読みだしたが、これは何度も読み返す本になると思い、書店で買い求めた。  両親のこと、妻のこと、自身の老い方のこと、涙をにじませながら考えさせられる時間を過ごした。  同時にみうらじゅんさんの『老いるショック大賞』を読んたが、老いを笑い飛ばしており、これは老いを受止める通過儀礼なんだろうなと思った。これもまた涙を流しながらね。

Posted by ブクログ

2026/05/16

高橋源一郎さんの「ぼくたちはどう老いるか」を読んだ。簡単な言葉で書かれているんだけど、中身は深奥までずしんと響いた。 鶴見俊輔の「もうろく帖」、ハルノ宵子の「隆明だもの」、有吉佐和子の「恍惚の人」、耕治人の晩年の私小説、谷川俊太郎の死、高橋源一郎の弟の死などを取り上げ多角的に「老...

高橋源一郎さんの「ぼくたちはどう老いるか」を読んだ。簡単な言葉で書かれているんだけど、中身は深奥までずしんと響いた。 鶴見俊輔の「もうろく帖」、ハルノ宵子の「隆明だもの」、有吉佐和子の「恍惚の人」、耕治人の晩年の私小説、谷川俊太郎の死、高橋源一郎の弟の死などを取り上げ多角的に「老いる」ことについて、自分自身、家族、社会にとってどうなのかが書かれている。 この中で一番衝撃的で考えさせられたのは耕治人の私小説だった。経済的に苦しい親類もいない夫婦二人の人生の終わりが描かれている。 長年売れない貧乏作家を文句も言わずに支えてきた妻が認知症で壊れていく様子。ガスの付けっ放し、夜中にご飯の支度、糞尿の垂れ流し、そして徘徊。妻の介護を献身的にしてきたが自身も癌の末期と判明し入院を余儀なくされてしまう。 老人ホームに入った妻に最期ひと目会いたくて病院へ連れてきてもらうが、「夫さんですよ」と付き添いの人に言われれても「そうかもしれない」と妻は言うだけ。その言葉に打ちのめされる。 あまりにも悲しい結末だけれども、これは特殊な例ではなく、日本中どこにでもあり得ることだと高橋源一郎さんは言う。 この本には「老いる」ことについて答えが書いているわけではない。考えても答えに近づくかどうかもわからないけれど、考え続けて行かなければならないことだと思う。

Posted by ブクログ

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