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境界知能存在の気づかれない人たち 扶桑社新書552
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境界知能存在の気づかれない人たち 扶桑社新書552

宮口幸治(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 扶桑社
発売年月日 2025/11/04
JAN 9784594101527

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商品レビュー

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2026/04/04

■境界知能は人口の約14%。1億2317万人として約1700万人、実に7人に1人が該当するが、その存在が気づかれていない。 ■内閣府の障害者白書(令和6年度)によると知的障害者は109.4万人で人口の0.9%。一方知的障害者理論的には約2%いるとされているので、半数以上が認定され...

■境界知能は人口の約14%。1億2317万人として約1700万人、実に7人に1人が該当するが、その存在が気づかれていない。 ■内閣府の障害者白書(令和6年度)によると知的障害者は109.4万人で人口の0.9%。一方知的障害者理論的には約2%いるとされているので、半数以上が認定されていない。 ■境界知能の子供は同じ年齢の子に比べて知的能力が役7〜8割程度とされている。 ■通常、言語は3歳までに言語知識、話し言葉、聞き言葉の基本を獲得し、4歳には完全な言語として発達すると言われている。 ■言語獲得のアプローチ ・行動論的アプローチ:模倣と強化により言語を習得 ・統語論的アプローチ:子供は生まれつき言語獲得装置を持っている ・意味論的アプローチ:子供は伝えるための手段として言語を使用する ・語用論的アプローチ:子供は大人との相互関係の中でコミュニケーション能力を発達させる  いずれのアプローチにしても知的な障害があれば言語の発達に遅れが生じる。 ■知的障害児を持つ保護者は、より教訓的で侵入的なスタイルで子どもとの相互関係を持とうとする傾向があると言われている。それが子供の主導性を阻害して子供を受容的にしてしまい、動機づけの発達を妨げてしまう。 ■知的障害については、障害だけで反社会的行動を引き起こすといった直接的な因果関係は、今日まで認められていない。一方で反社会的行動を起こす対象となる人達には知的障害の割合は、一般人口における知的障害者の割合よりも高いことは様々な調査で明らかにされている。 ■内田扶喜子らの報告 ・知的障害者の犯罪は単純な様相であり警察に認知されやすい、自白しやすい ・被害弁償や反省の弁を言語化しにくい、本人の身元を引き受ける監督者がいない ・教育を受ける機会が限定的で雇用の機会も限定的。容易に失業し住居も不安定 ・経済的に不安定になりがち ・社会的に孤立している ・自尊心が低く暗示を受けやすい ・他者から認められたい、集団においてステータスを手に入れたい状況で、反社会的な集団に入ると外的指向性の高さから行動の他律性が高まる ■子供は対人面・社会面では親や教師などモデルとなる人物を観察し模倣する(モデリング)ことで、適切な行動を学んでいくと言われている。 ■境界知能の発生要因  遺伝的要因、出生前・出生時の環境要因、社会的要因が関与していると考えられている。 ・遺伝的要因  一部の染色体異常が境界知能のリスクを高める可能性があるとされている ・出生前・出生時の環境要因  低出生体重や早産時は境界知能を発症するリスクが高い。妊娠中のアルコール・薬物摂取、母体の感染症など ・社会的要因  低所得家庭に生まれた子供は栄養不良や教育的刺激の欠如により境界知能のリスクが高まる

Posted by ブクログ

2026/02/12

『ケーキの切れない非行少年たち』の著者による新刊。 専門用語をふんだんに用いながら「境界知能」を体系的に論じた文献を読んでいるようで、半分以上理解できず……。Wikipediaをより詳細にした感じ。 具体的な事例やケースを求めていた者としては、ちょっと思ってたのと違った。 『マン...

『ケーキの切れない非行少年たち』の著者による新刊。 専門用語をふんだんに用いながら「境界知能」を体系的に論じた文献を読んでいるようで、半分以上理解できず……。Wikipediaをより詳細にした感じ。 具体的な事例やケースを求めていた者としては、ちょっと思ってたのと違った。 『マンガでわかる 境界知能とグレーゾーンの子どもたち』『マンガでわかる! 境界知能の人が見ている世界』という書籍も先立って刊行されているようなので、そちらを読んでみようと思います。

Posted by ブクログ

2026/01/27

支援の現場で、境界知能だなと思うケースが多く、端的にタイトルになっている本書を見つけたので読んでみたのだが、ある程度、発達心理学とか認知心理学とか障害福祉関連とか、そのあたりの知識がないとちょっと難しいかも。 丁寧に説明してくれてはいるが、結構学術的な記述が多くて、それなりに臨...

支援の現場で、境界知能だなと思うケースが多く、端的にタイトルになっている本書を見つけたので読んでみたのだが、ある程度、発達心理学とか認知心理学とか障害福祉関連とか、そのあたりの知識がないとちょっと難しいかも。 丁寧に説明してくれてはいるが、結構学術的な記述が多くて、それなりに臨床での経験がないと理解しにくい。 文字組みも大きくてページ数も少なくて新書だし、と『ケーキの切れない〜』シリーズと同じような感覚で手にすると面食らうかもしれない。 ただ、実際に臨床場面でそういう人たちに接している人には、具体的にどう援助するのが効果的か説明があるので助けになりそう。 最終章で言及されているジローナ宣言は、境界知能について、その概要や起きやすい困難、支援が必要な課題など、細大漏らさず、かつわかりやすく説明してくれているので、境界知能って?と思う人はここから読むといいかもしれない。

Posted by ブクログ

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