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きょうの日はさようなら 完全版 文春文庫
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きょうの日はさようなら 完全版 文春文庫

一穂ミチ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2025/11/05
JAN 9784167924447

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商品レビュー

4

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2026/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

生身の人間の感情と人間関係を描くのが本当に上手すぎるし、登場シーンが数ページのいわゆる脇役の人たちにもなんだか思いを馳せてしまうし、SFの一言で済まされないお話。 沖津くんを見に行ったデパートの屋上で「いっそ何もかも違ってたらいいのに」「私の世界が半端に残ってるのに全然嬉しくない」って今日子が気持ちを吐露するシーン、すごくリアルな感覚だなあと思った。30年ってそう、絶妙だよね。全く違う世界ではないけど決定的に違っていて、大事な人や好きだった人の人生からは当たり前に置き去りにされてて。タイムリープものが大好きで色々な作品に出会ってきたけど、実際にもし自分がそうなったら普通にこういう感覚になるかもなって思った。 個人的には元クラスメイトの二人の人生もすごく気になる。今日子へのイメージはわりと共通しているのに、彼はほんのり好意を持っていて彼女は疎ましく感じていて、正反対かつその感情も一筋縄ではいかなくて…みたいなこの三人の人間関係ももっと見ていたかったと思わずにはいられない。 終わり方がご都合主義にも悲劇的にもなりすぎず、各々の場所で彼女のことを記憶に留めながら人生が続いていく感じもよかった。彼女が次に目を覚ます時、誰かの人生の一部とまた交差することがあったらいいな。

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2026/02/03

一穂ミチさんの作品を手に取るのは「スモールワールズ」に次いで2作目でした。読み始めてグイグイ引き込まれながらあっという間に読了しました。 それは、登場人物の会話が淀みなく流れるように交わされ、あたかも同じ場所に自分もいて、傍で話を聞いているような感覚にさせてくれる。それだけ一穂...

一穂ミチさんの作品を手に取るのは「スモールワールズ」に次いで2作目でした。読み始めてグイグイ引き込まれながらあっという間に読了しました。 それは、登場人物の会話が淀みなく流れるように交わされ、あたかも同じ場所に自分もいて、傍で話を聞いているような感覚にさせてくれる。それだけ一穂さんの文章表現が自然で親しみやすい。だから後ろに戻って読み直して確認しなくても、スルスル入ってくるということなのだと思いました。 それに、1995年と2025年のそれぞれの世相や流行、時代背景がリアルに描かれていることも、両方の時代を知る読者はいちいち頷いたりニヤニヤしたりしながら、読み進めることができたのではないかなと思います。 もちろん一穂さんの小説ですから、胸がキュッと締め付けられたり、ヒリヒリしたりするような展開に驚かされることもあるのですが、読後感はふぅ〜っと一息つけるような清々しいものでした。また、本作は「完全版」ということで、巻末に付加された後日談や、別人物の視点から綴られた書き下ろし作品で味わい直すこともできました。

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2026/01/24

元々ライトノベル向けレーベルから出版された作品ということもあり、かなり強引な展開やSFチックな設定が出てくるので、一般文芸書と同じように読むとツッコミどころがいっぱい出てくると思う。だけどそんな読書は楽しくないので、多少の強引さには目をつぶり、童心に帰ったつもりで読むと、自分は世...

元々ライトノベル向けレーベルから出版された作品ということもあり、かなり強引な展開やSFチックな設定が出てくるので、一般文芸書と同じように読むとツッコミどころがいっぱい出てくると思う。だけどそんな読書は楽しくないので、多少の強引さには目をつぶり、童心に帰ったつもりで読むと、自分は世代的に今日子とほぼ同じということもあり、彼女が回想した30年前の風景が懐かしくてかなり心に響いた。いわゆる「エモい」ってやつですわ。 それにしても一穂さんって女子の一筋縄ではいかない心情を描くのが上手いなあ。ラストは恐らくこれ系のお話だとよくあるパターンなんだろうけど、それでもくっときちゃったからねえ。 本編の後に収録されたサイドストーリーもまたいいんだなこれが。特に「あの子を嫌いだったころ」は他の登場人物にはないキャラクターが語り手で、作品全体を引き立たせる絶妙なスパイスになっていると思う。素晴らしい。

Posted by ブクログ