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エブリシング・ヒストリーと地政学 マネーが生み出す文明の「破壊と創造」
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2025/10/23 |
| JAN | 9784163920344 |

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エブリシング・ヒストリーと地政学
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商品レビュー
4.1
13件のお客様レビュー
世界史とマネー史の融合ですが、どちらの分野も表面的な部分をなぞられていますので、初心者向けの本としておすすめです。
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地政学や歴史を「マネー」という視点から再構築する、知的好奇心を激しく揺さぶられる一冊でした。 読み進める中で出会う未知の歴史的背景や経済用語。それらを一つひとつ調べ、余白に書き込みながら読み進める時間は、まるで歴史の断片を繋ぎ合わせていくパズルのようでした。 一通り読み終えたとき...
地政学や歴史を「マネー」という視点から再構築する、知的好奇心を激しく揺さぶられる一冊でした。 読み進める中で出会う未知の歴史的背景や経済用語。それらを一つひとつ調べ、余白に書き込みながら読み進める時間は、まるで歴史の断片を繋ぎ合わせていくパズルのようでした。 一通り読み終えたとき、手元に残ったのはボロボロになった一冊の本。それは私にとっての「最良の地政学の教科書」であり、思考の軌跡が刻まれた「世界に一つのノート」になりました。この本に記された知をすべて吸収したい。そう思わせてくれる、贅沢な読書体験でした。
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歴史をマネーから見るべき理由 マネーの意味。私の理解では「=期待」である。マネーとは期待だ。 人間は何かに期待し、その見返りが欲しい。カネを払い、食物を得て生体の材料や動力源を得る。カネを払い、感動を得て生き続ける意志を得る。カネを稼ぐのと期待を集めるのは一緒。期待を集める人が...
歴史をマネーから見るべき理由 マネーの意味。私の理解では「=期待」である。マネーとは期待だ。 人間は何かに期待し、その見返りが欲しい。カネを払い、食物を得て生体の材料や動力源を得る。カネを払い、感動を得て生き続ける意志を得る。カネを稼ぐのと期待を集めるのは一緒。期待を集める人が豊かになり、期待を集める地域が繁栄する。 そう理解している。 そして、そういう角度からエブリシング・ヒストリー(全史)というものを見る必要があると思っている。歴史を勉強する上でマネーの観点は必須だ。 追うべきは、偉人の生い立ちではなく、人々の期待の流れであるべきなのだ。人々の期待がどう集積していったのか。信長の伝記より、愛知県が繁栄した背景を勉強すべきだ、ということである。日本の歴史教育、あるいは歴史ドラマ制作は、改めた方がいい。ついでに政治報道も。 地政学は、マネーを語る上で不可欠な切り口だ。資源は人を豊かにし、国家を繁栄させるからだ。しかし、資源は偏在する。持つ国と持たない国が現存する。現代も、国家による資源の争奪戦が繰り広げられている。米中新冷戦は、世界覇権を握るための資源獲得争いだ。 そういうことをつらつら考えていた中で本書に出会えたので、いちいち肯きながら読めた。 さて、この本の副題には「マネーが生み出す文明の「破壊と創造」」とある。著者はこう述べている。 信用創造がもたらす貨幣の伸縮性は、資本主義経済にダイナミズムを与える一方で、不安定な景気循環を生み出す主因ともなってきたが、経済学者シュンペーターは信用創造を「破壊的」イノベーションを供給するのに不可なメカニズムと見なしていた。まさに、破壊と創造の起点にマネーがあるのである。 シュンペーターをちゃんと勉強したことがないので、Gemini proに訊いてみる。マネーを主語にして説明しろと頼むと、次のような答えであった。 「マネーは、信用創造を通じてイノベーターの『未来の可能性』を実体化した軍資金となり、その圧倒的な購買力で古い産業からリソースを強引に引き剥がして新領域へと再分配することで、旧時代を破壊し、新たな時代を切り拓く。まさに、マネーとは単なる交換の道具ではなく、**「未来を現在に引きずり込み、世界を強制的に書き換えるための執行権」**であると言えそうです。」 んんん。また、いいテーマをくれた。マネーのこうした側面について、もっと考えてみたくなった。 ということで、読後感ですが、立ち止まってはGeminiと一緒に考え、立ち止まってはGeminiと一緒に考え、というのができて、有意義な時間を得られた。 余談だが、キリスト教もイスラム教も利子を取る金貸しは禁じていて、金貸しはユダヤ人が担うことになった、という話が出ていて勉強になった。こういうキリスト教、イスラム教の文化圏では常識であることも、私は知らず、教えてもらえてありがたかった。
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