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食卓にきた犬
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2025/10/22 |
| JAN | 9784152104670 |

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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久々に海外エンタメ作品を読ませていただきました。タイトルの「食卓にきた犬」という意味が読んでいくとわかりました。 読んでいく中で、スランプ状態で執筆ができない主人公が設定ですけども、田舎町の古~い家に夫婦共々暮らしていて、家の近くでたまたま犬を見つけて飼い始める話ですけども、自然という力が大きいことを改めて感じました。台所の扉を開けっぱなしにして人でも動物でも何でもウェルカムという感じで、なんかほのぼのしてて良いなぁと羨ましい世界だと思いました。 この本の中には昔の偉大な人物や哲学者の名前や有名な著書がいくつか出てきます。自分は最後の「目に涙があふれても書くことはできる」が一番印象に残ってます。 また、キングサイズのベッドを作る際に土台に古新聞を束ねて高さを保ったところで、「世界のニュースのうえで眠った」という表現が上手いと思いました。 面白かった作品でした、
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人里からちょっと離れた山中の古い小屋に夫婦二人でひっそりと暮らす老作家。作家として講演に呼ばれたりはするが、基本夫と二人きり。 そこへ、ある日突然ちぎれた鎖を引きずった黒い犬が現れる。汚れているし、人間(飼い主?)に虐待されたと思われる痕もある。きれいに洗い治療してあげると犬は当...
人里からちょっと離れた山中の古い小屋に夫婦二人でひっそりと暮らす老作家。作家として講演に呼ばれたりはするが、基本夫と二人きり。 そこへ、ある日突然ちぎれた鎖を引きずった黒い犬が現れる。汚れているし、人間(飼い主?)に虐待されたと思われる痕もある。きれいに洗い治療してあげると犬は当然のように小屋で暮らすようになった。イエス(Yes)と名付けられた犬と、老いていく夫婦の暮らしが描かれる。 フェミナ賞受賞作品らしい作品と言ってよいと思う。 体調を崩したパートナーが元気を取り戻した翌日、姿を消したイエスはどうしたのだろうか。悲しい。
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装丁ののんきそうなわんこの絵と、『食卓にきた犬』というのんきなタイトルに一目惚れ購入。 そりゃこんな可愛い犬が「ちょーだい」ってしてきたら「んもー」ってごはんあげちゃいまさぁね。 てっきりそんな感じのゆるい物語だとばかり思っておりましたが、ところがどっこい。 ページを捲ればそこに...
装丁ののんきそうなわんこの絵と、『食卓にきた犬』というのんきなタイトルに一目惚れ購入。 そりゃこんな可愛い犬が「ちょーだい」ってしてきたら「んもー」ってごはんあげちゃいまさぁね。 てっきりそんな感じのゆるい物語だとばかり思っておりましたが、ところがどっこい。 ページを捲ればそこにあるのはフランス・ドイツ国境域アルザス地方に広がるヴォージュ山脈の雄大な自然と抱えきれない大空、聳り立つ氷堆石(モレーン)。作中に登場する「ボワ・バニ」という地名は架空のようだが、大概は実存の土地が登場する。 そもそも、本作が受賞した「フェミナ賞」がどういった成り立ちの文学賞なのかを事前に調べていれば冒頭のような愚かな思い込みはしなかった訳だが、調べていたらもしかしたら本書を手に取らなかったかもしれないので、やっぱりそういう予期せぬ本との出会いを大事にしたい私めとしては無知でありたいと思う訳であります。 主人公は老境もすっかり晩年に差し掛かった女性文学作家〈ソフィ〉。読み進むにつれて彼女は著者のアバターのような描かれ方をされてゆき、メタ的に虚実が入り混じったような描写も為される。《訳者あとがき》によれば著者は1940年生まれとあるので、おばあちゃんである。 彼女の夫は「欲張りでふざけんぼ」(p11)=「グリゴーグルドン」な質なのと〈グレゴリー〉という名前よりソフィから〈グリッグ〉という愛称で呼ばれている。まあまあ面倒くさそうなおじいちゃんである。彼は大変な読書家であり「文学によって命をつないでいる。」(p30)ひと。 そんな老夫妻と運命的な出会いを果たしたのが件の犬で、ソフィが「そしてyesとあたしは言ったyesいいことよyes」(p12)と名付けた雌の小型のブリアード種の牧羊犬〈イエス〉である。おそらく元々は別の誰かに飼われていたようだが人間からの性的虐待を受けた形跡があり、「裸の少女が叫びながら走り、セーヌ川に飛び込む」(p13)イメージを重ね合わせる。 と、イエスの背景からなかなかパンチが効いた冒頭で始まる、それぞれ偏屈な老人ふたりといぬ一ぴきのヘンテコな家族の小説。 てっきりイエスが中心となるのかと思いきやそうでもなくて、ソフィの自己問答を追いながら懇々と時が流れてゆく。 途中でボワ・バニを訪れる若者や旅人が現れてささやかな交流を得るがソフィの姿勢は終始して「家の玄関に腰を下ろした。誰かが草のなかでいびきをかいている。身をかがめてみる。耳をすませる。ヒキガエルだった。」(p275)という超然、自若としたスタイルである。 老いることは社会から脱落することなのか。 テクノロジーに追従しないことが老いなのか。 人間の知恵や経験や発想よりも人工知能が導き出した計算結果の方が持て囃される社会が理想的なのか。 人間が寄り集まって暮らす都市の中ってどうしてこんなに息苦しくて面倒臭くて嫌なことにじっと耐えなきゃならないのか。 わたしはいま38さい。 さほど若くもないがそこまで老いてもいない(と思っている)わたしも最新最先端の話題にはついていけなくなっている。 テレビやスマホの画面に日々流れるニュースをどう受け止めているか。人が亡くなったニュースを。 人がこの世から居なくなる、ということについて考えたか? 画面の向こうで絶滅の危機にあるという生き物が紹介されている食卓には何が並んでいるのか。 野山を削り拓いてまで並べたてるシリコンパネルは本当に必要なのか、人工知能に訊ねたら何と答えが返ってくるか。 ゆっくりと山や空や星を、家族を、むろん自分を、眺めたことは最近あったかなあ。 1刷 2026.1.5 2026.1.10 再追記・修正
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