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明治のナイチンゲール 大関和物語 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2025/10/21 |
| JAN | 9784122077089 |

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明治のナイチンゲール 大関和物語
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商品レビュー
4.4
21件のお客様レビュー
NHKの朝ドラ「風、薫る」の原案。 明治時代、日本初の看護婦となった女性たちを描いたもの。 大関和(ちか)は、幕末の1857年、下野国の黒羽藩(現在の栃木県)の国家老の娘に生まれた。 藩主とは縁戚だったが、その藩主が誼の長い会津を攻撃することになる前にと自害してしまう。 父は国...
NHKの朝ドラ「風、薫る」の原案。 明治時代、日本初の看護婦となった女性たちを描いたもの。 大関和(ちか)は、幕末の1857年、下野国の黒羽藩(現在の栃木県)の国家老の娘に生まれた。 藩主とは縁戚だったが、その藩主が誼の長い会津を攻撃することになる前にと自害してしまう。 父は国家老を辞し、明治9年に病没。その前に同僚だった家老に求められて、娘の和の縁談をまとめていた。30も年上で、妾が複数いる男性だったのだが。 二児をなしたのちに離婚。妾とは別れるという約束を果たさないのが理由だった。 この辺は、商家の嫁になり一女を生んだが夫が酒乱だから別れたドラマとは違いますね。 現代人が朝見るのにはきつ過ぎる点を略し、当時の身近な女性の境遇なども要素として混ぜたような感じです。 離婚後、裕福な家庭の女中に入り、英語の勉強を始め、キリスト教にも関心を持つ。 英語ができるという理由で鹿鳴館の慈善市の手伝いに出向いて、大山捨松と出会い、英語講師と通訳として働く。 3年目に、牧師の植村正久に、看護婦養成所が出来るので入学するよう勧められた。 看病婦は卑しい職業とされていたのでためらうが、ナイチンゲールの偉業を熱く語られ、真心で人を助け神の慈愛を示すべきだと言われて感銘を受け、入学を決意する。 看護学校の新入生は8人。同じ28歳なのは、長身で断髪の鈴木雅だけでした。 英語が堪能で理性的な雅は、感情的な和とは好対照だった。 ドラマの直美さんのモデルですが、モデルの方は孤児ではなく、女郎の子でもなく、独身でもなく、二児のいる未亡人。 大関和がモデルのりんさんとは違うタイプにするためと、廃娼運動との関わりなどをこういう形で表現したのかなと思われます。 日本で看護婦というものが初めて登場し、看護学校がだんだん増えていく。そのいきさつも非常にややこしいので、かなり簡略化されているのは理解できます。 明治時代前半の差別やいじめは、想像を超えて、強烈。 個人の問題でもあるけれど、そもそも法律がね‥ でも、変わっていく時代でもあったのです。 新潟の女学校の舎監になるのは史実だけど、その前に病院を辞めた理由は違う。ドラマのは突っ込みどころ満載の行動でしたものね。 とはいえ大関和さんもなかなか大胆なところがあり、その分、人間的な魅力に富んでいたようです。 そのひたむきさ細やかさ、人の心を開く態度に、看護婦の評価は上がっていきました。 伝道者的な献身を重んじる大関和と、教育を受けた技術を提供し、女性の仕事として確立することを重んじる鈴木雅。 考えの違いは最後まで変わらなかったが、何年も両輪のように活動し、看護婦の普及や制度の改革を進めた。 仕事を離れても、友情は変わらなかったそうです。 こういう人たちが、強い意志を持って、実績を積み上げ、声をあげ続けたのだと。 感動を覚えずにはいられません。 小説仕立てということで。 仮名にしたところがあったり、想像される感情ややり取りを補っているからということですが。 自分なりのカテゴリでは「自伝・評伝」に入るかも。 「歴史もの」というカテゴリは、フィクションかどうかを問わないので、こちらにしておきます。
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朝ドラを見始めたので 読んでみた キリスト教の布教 遊郭をはじめとする 女性の自立、解放が 詳しく書かれていた 少しドラマが違う雰囲気なので 原案との違和感を強く感じている
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朝ドラは見ていないのだが、日本のナイチンゲールと呼ばれ、近代看護の礎を築いた大関和の生涯を描いた作品。全編を通して、看護への並々ならぬ献身ぶりに驚かされた。制度や環境が整った現代に生きる私たちには想像もつかないような努力と苦労を重ねながら、看護師という職業の地位を確立していったの...
朝ドラは見ていないのだが、日本のナイチンゲールと呼ばれ、近代看護の礎を築いた大関和の生涯を描いた作品。全編を通して、看護への並々ならぬ献身ぶりに驚かされた。制度や環境が整った現代に生きる私たちには想像もつかないような努力と苦労を重ねながら、看護師という職業の地位を確立していったのだと思う。 私自身の曽祖母が函館遺愛女学校を卒業後、横浜聖経女学校に進学し、婦人矯風会にも関わっていたことを最近知った。本書では婦人矯風会の活動や時代背景についても詳しく描かれており、曽祖母の若き日の姿に思いを重ねながら読むことができた。
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