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東京地下レトロ雑貨店へようこそ ハルキ文庫
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東京地下レトロ雑貨店へようこそ ハルキ文庫

蒼月海里(著者)

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東京地下レトロ雑貨店へようこそ ハルキ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2025/10/14
JAN 9784758447584

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商品レビュー

3.5

10件のお客様レビュー

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2026/04/27

「ホーロー鍋と祖母の味」 楽して稼ぐために。 元々根気よく続けることが苦手だったのかもしれないが、手間隙もかけずに手にすることを覚えたら戻れないだろう。 「レコードプレイヤーと父の追憶」 後悔していたこと。 一番最悪な喧嘩別れを大切な人としてしまったら、その時の感情で出てしまっ...

「ホーロー鍋と祖母の味」 楽して稼ぐために。 元々根気よく続けることが苦手だったのかもしれないが、手間隙もかけずに手にすることを覚えたら戻れないだろう。 「レコードプレイヤーと父の追憶」 後悔していたこと。 一番最悪な喧嘩別れを大切な人としてしまったら、その時の感情で出てしまった言葉は大きな傷として残るだろうな。 「ブラウン管テレビと遠い記憶」 停電中に映った事。 不誠実な態度を取ったりせず真面目に暮らしてきたからこそ、根拠のないことにも少し考えた後賛同したのだろう。

Posted by ブクログ

2026/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

東京の地下には、日陰者たちが集まる「地下迷宮街」という街がある。この街は、東京の地下道のどこからでもアクセスできる。 だが、心に陰りがある者や、悩みや苦悩を抱えた者にしか辿り着けない。だからこそ、地上の人間からすれば都市伝説のように噂されている。 悩みを抱えたまま地下街をふらふら歩いていると、いつの間にか人通りの少ない通路に入り込み、地上に出たいはずなのに、なぜかさらに深い階段を降りる羽目になる。 そうして最後には、この「地下迷宮街」に迷い込んでしまう。各章は、おおむねそんな始まり方をする。 地下迷宮街は、蜘蛛の巣のように道が枝分かれしていて、一度通った道に戻ることすら難しい。まさに迷宮だ。 街の中央は巨大な吹き抜けになっていて、柵越しに覗き込んでも底は見えない。しかも、中心に近づくほど人の気配は薄れ、灯りもなくなっていく。 地下迷宮街は、底へ向かって一層、二層、三層と深く続いており、四層以降は人ならざるものが蠢く闇になっているらしい。そう。完全にSFめいた世界観である。 そんな地下迷宮街の三層で、レトロ雑貨店「幻想堂」を営んでいるのが、蓮華というとびきり美しい魔女だ。 この街には、各章ごとに悩みを抱えた人々が流れ着く。 そして、それぞれの悩みを解決するために、「幻想堂」に並ぶ雑貨をひとつ買い、地上へ持ち帰る。 ただし、その雑貨には魔法がかかっていたり、「やってはいけないこと」というルールがあったりする。もちろん、そのルールを破れば、使用者にはきっちりデメリットが返ってくる。 ほとんど浦島太郎の玉手箱だ。 ーーーーーーーーーーーーーーー 【ホーロー鍋と祖母の味】 三十を過ぎても無職で、働く気もなかなか起きず、楽して儲けたい一心で株に手を出した末に大暴落をくらい、家賃2万円、風呂トイレ共同の格安アパートでその日暮らしをしている一原という男がいた。 貯金もなく、いよいよハローワークに行って仕事を探さないと生活できない。そんな崖っぷちの状態で、嫌々ハローワークへ向かう途中、東京の地下街で地下迷宮街に迷い込んでしまう。 そこで偶然出会ったのが、蓮華と幻想堂だった。店の中でたまたま見つけたホーロー鍋が、昔、祖母が料理を作ってくれた鍋にそっくりで、どうしても気になってしまう。 結局、一原はその鍋を買うことにする。 蓮華いわく、そのホーロー鍋には魔法がかかっていて、食材を入れるだけで、自分が食べたい料理が鍋の中で完成するという。 だが、当然ながらルールもある。自分以外の誰かにその料理を食べさせると、鍋が穢れ、災いが起きるらしい。 一原はその場では素直に承諾する。だが、まあまあクズなので、もちろん破る。 そして楽して儲けるため、鍋の魔法を利用して、飲食店を始める。最初こそ大繁盛し、テレビに取り上げられるほどの人気店になる。 だが、やがて客の中から食中毒を起こす者が現れはじめ、しまいにはホーロー鍋で作った料理そのものが、ドス黒い粘土のようなものに変わってしまう。 慰謝料などで結局すべてを失い、元のどん底生活に逆戻りした一原。だが今度は、何かに頼るのではなく、自分の力で一からやり直そうと一念発起する。 欲をかけば痛い目を見る。一夜で築いたものは、一夜で崩れる。でも、コツコツ積み上げたものは、そう簡単には揺るがない。 みたいな、ちょっとした教訓もちゃんとある。 現代版『笑ゥせぇるすまん』みたいな話だった。

Posted by ブクログ

2026/02/17

笑ゥせぇるすまんのような展開だな、と思いました。悩みを持った人間が迷い込む世界でそれぞれ縁のありそう、あるものを受け取りどう選択したか、と言った内容でした。そこまで描写も細かくないので短時間で読めます。

Posted by ブクログ

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