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きみは悪口を言わない
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2025/09/25 |
| JAN | 9784334107604 |
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きみは悪口を言わない
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商品レビュー
4.1
11件のお客様レビュー
「やさしさには温度の違いがある」 特別な誰かと仲良くならないことで、みんなに同じようにやさしくできる「冷たいやさしさ」と、 逆にみんなを受け入れる「温かいやさしさ」 の二種類、、 この表現に心の殻から何かが生まれ出たような腹落ちする理解が出来た。 5つの物語の主人公はみんな小学生...
「やさしさには温度の違いがある」 特別な誰かと仲良くならないことで、みんなに同じようにやさしくできる「冷たいやさしさ」と、 逆にみんなを受け入れる「温かいやさしさ」 の二種類、、 この表現に心の殻から何かが生まれ出たような腹落ちする理解が出来た。 5つの物語の主人公はみんな小学生だ、 彼ら(彼女ら)が日々の日常の中で友達から、大人から何を感じて成長していくのか? その背景に「やさしさ」があることを作者の真下さんは強く信じている。 だからこそ物語の中の子供達の心情や成長が生き生きと際立っているように思える。 友達からの言葉そして態度、大人からの言葉そして態度、これらを積み重ねて優しい人間が育っていくんだな、、とページを捲りながら感じた。 真下さんの作風が大きく変わったな、、と思える大切な一冊だと思えた。
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小3って少しずつ家族の中の自分と、クラスという社会の中の自分が分かれてくる時期だったな。言いたいこと、言えないこと、不安なことが増える時期でもあり、その瑞々しさと柔らかく繊細な感性の脆く危うい純粋さが眩しくもあり苦さもあって切なくなる。
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とある小学校の3年2組の5人の子どもたち。それぞれが主人公となる連作短編集。 小学3年生って、まだまだ子供。「やさしい」って漢字だって習っていない。なのに、頭の中ではいろいろいっぱい考えている。それでいて、どんな子もみんな母親が好き。なのに、夜遅くまで1人で留守番させたり、自分...
とある小学校の3年2組の5人の子どもたち。それぞれが主人公となる連作短編集。 小学3年生って、まだまだ子供。「やさしい」って漢字だって習っていない。なのに、頭の中ではいろいろいっぱい考えている。それでいて、どんな子もみんな母親が好き。なのに、夜遅くまで1人で留守番させたり、自分の気に入らないことがあるとすぐに怒り出したり、自分勝手で第三者から見たら許せない母親たちだから、なんかやるせなくなる。 小中学生(特に女子)は、他人と同じじゃないと「ちょっと変」と仲間はずれになる。発達障害の子もそうなる。でも、そういう子ほど、一つのことに集中して、大人になった時大きく羽ばたいたりするんだよね。 上の子が小学3年生の時、仕事を始めて留守番させることが多くなった。あの時、全然平気そうな顔をしてたけど、きっと頑張ってたんだろうなぁと、いろいろ思い出した。 朝の出欠確認。「はい、元気です」って、地元あるあるすぎて、真下さんの出身県を調べたら、地元でした。
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