仕事の質を高める 休養力

角谷リョウ(著者)

• 販売会社／発売会社: フォレスト出版
• 発売年月日: 2025/09/20
• JAN: 9784866803425

商品レビュー

2025/11/20

疲労沼 出す→休む→充電する 間違った休養法が招く悪循環 古いたんぱく質の蓄積 デジタルファスティング 鬼速片づけ 温冷浴 単なる待ちの休養では不十分 心身に蓄積したあらゆる不要なもの 完全に休むことの重要性 認知疲労 スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器を一定期間触らない 疲労物質を積極的に排出する行動 環境と心身の不要なものを一掃 働き方改革は進んだが休み方は変わっていない 従来の休養方法は疲労感を和らげているだけ 脳も体も本当の意味でリセットされない 根本的な心身のリセット 戦略的休養力 短期的な集中ケアだけでは根本的に解決できない 毎日の過ごし方そのものを改善する必要がある 人生100年時代における長期的視点 数十年という単位で心身の健康と活力を維持 ポジティブな体験の享受 疲労した心では十分に享受できない 血流や神経系を刺激する 意識的に整える行動 何もしない時間としての休養 部屋にはゴミが溜まり思考の中には過剰な情報が溜まる 不要なモノや過剰な情報まで全て排出 疲労が蓄積すると生活環境そのものに影響 8時間以上の睡眠は推奨されない 厚生労働省の睡眠ガイドライン 週末のリセット術 具体的で実践的なスケジュール 生活習慣レベルでの疲労予防 朝から夜のタイムスロット 夕方から夜の時間帯の過ごし方 アグレッシブに働きながら豊かな人生

2025/11/08

これまで何冊か読んだ休養に関する本で一番わかりやすかったかも。
・日曜日中はゆったり過ごしがちだが、動いたり刺激受けたほうが夜に睡眠欲求が高まり、月曜朝に疲れ残りにくい
・睡眠は6〜7時間で十分。8時間寝るよりノンレム睡眠を意識→日中動いた方がよい。アクティブレスト(寝る前ストレッチや軽めの掃除)で、「汚れた服をただ干す」状態から脱却
・朝は冬でも冷水シャワーで、メンタル強化＆血行促進＆代謝アップで仕事もはかどる
・1日の理想の水分摂取量は2.5リットル。お昼はお酢系ドリンクいれて血糖値対策＆疲労回復
・忙しいビジネスパーソンはランチで糖質とりがちなので、おやつは糖質より食物繊維を意識し、干し芋やナッツ、ヨーグルトで

この辺は意識したい

2025/10/30

かなり良かった。
筆者は私と同じADHDらしく、その点でも参考になる部分がある。
時間の使い方、仕事の効率化などに興味が行きがちだが、「休み方」という視点での本は珍しいのではないか？
しかもよくある
たっぷり寝る、日曜日はのんびり過ごす、日帰り温泉に行く、マッサージを受ける、アスリート推奨の寝具やリカバリーウェア、など思いつきがちなものが全て間違いだという。
正しいやり方は
1、疲労を出す
2、完全に休む
3、充電する
のスリーステップで、しかも最初にやることは鬼速片付けだという。目から鱗が落ちる。
他にも聞いたこともないワード満載で興味深く読めた。