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人類帝国衰亡史 ホモ・サピエンス30万年、栄光と破滅の物語
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
| 発売年月日 | 2025/09/17 |
| JAN | 9784478119419 |
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人類帝国衰亡史
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商品レビュー
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著者はイギリスの高名な古生物・進化生物学者である。 本書はホモ・サピエンス以前の人類の出現から滅亡の歴史を大まかに辿った後、こう主張する。かつて地球から姿を消したネアンデルタール人と同様に、ホモ・サピエンスもまた今後1万年のうちに滅亡するかもしれない、と。 そして今、ホモ・サピエ...
著者はイギリスの高名な古生物・進化生物学者である。 本書はホモ・サピエンス以前の人類の出現から滅亡の歴史を大まかに辿った後、こう主張する。かつて地球から姿を消したネアンデルタール人と同様に、ホモ・サピエンスもまた今後1万年のうちに滅亡するかもしれない、と。 そして今、ホモ・サピエンスは歴史上きわめて重要な時期にあるという。農業の発明と定住生活の開始以後、絶えず膨らみ続けてきた人口がいよいよ頂点に達し、これからは減少へと向かうというのだ。著者によれば、現存するホモ・サピエンスは遺伝的に驚くほど多様性が乏しい。過去に何度も絶滅寸前にまで人口が激減し、わずかな生き残りから再び拡大を繰り返してきたためだ。その結果、意外にも免疫力が脆弱な面を持つ。環境問題、資源の枯渇、新たな感染症の蔓延——ホモ・サピエンスが生き延びるために対処すべき課題は山積している。しかもそれらの課題に立ち向かうには、人口が多く、膨大な知の蓄積を存分に活かせる時代でなければならない。人口が減少するほど、その可能性は失われていく(脳の数は多ければ多いほどよい)。 ホモ・サピエンスが地球のほぼ全域に居住できるようになったことも、繁栄の大きな要因のひとつだ。過酷な環境にも適応できるよう、さまざまな工夫と発明を重ねてきた。その一例がジェット機である。機内の環境を人間が快適に過ごせるよう制御する技術がなければ、高高度の気圧や気温は到底人間が生存できる条件ではない。 では、地球上での絶滅を回避するため、ホモ・サピエンスはやがて宇宙空間へと居住域を広げられるのか。宇宙はジェット機とは根本的に異なる。ジェット機なら目的地に到着すれば空気を入れ替え、食料や機材を補充できる。しかし宇宙空間では、生存に必要なものをすべて自前で賄わなければならない。その可能性を著者はさまざまな角度から検討していく。 終盤はSF的な想像力を帯びた議論へと展開するが、人類の未来を根底から問い直す視点は最後まで刺激的だった。ホモ・サピエンスとは何者で、どこへ向かうのか——そんな問いを抱えた読者に、広くお薦めしたい一冊である。
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壮大なスケールの人類史。過去のホモ・セクトスからネアンデルタール人、デニソワ人などと分岐し、他が滅んでいった中で唯一残ったというホモ・サピエンス。なぜネアンデルタールは滅び、ホモ・サピエンスが残ったのか?そしてホモ・サピエンスの未来の滅びも予想し、それはネアンデルタールの最期にヒ...
壮大なスケールの人類史。過去のホモ・セクトスからネアンデルタール人、デニソワ人などと分岐し、他が滅んでいった中で唯一残ったというホモ・サピエンス。なぜネアンデルタールは滅び、ホモ・サピエンスが残ったのか?そしてホモ・サピエンスの未来の滅びも予想し、それはネアンデルタールの最期にヒントを得られるという。DNAの解析から人類史が明らかになってきているということ、他のホモ・セクトスとの関係性など、その解明の進歩ぶりに驚いた。地球規模の人口が21世紀末には減少に転じること、そして温暖化などの気候変動が人類にどのように影響していくのか。その説明は異次元のレベルまで広がるがあまりにも説得力がある。今の自分自身の、そして世界の将来への悩みが非常にミクロな世界だと気づかされる。
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ミステリーではないですが、若干ネタバレというか、そういう内容です。 「あなたは月へ行くだろう」 アポロ計画により、人類が月面に降り立った時をピークに、宇宙開発への希望をのせたこの言葉。 しかし、本書を読むとそんな、輝かしい未来へのメッセージではなく、人類が滅亡への道を辿る暗鬱...
ミステリーではないですが、若干ネタバレというか、そういう内容です。 「あなたは月へ行くだろう」 アポロ計画により、人類が月面に降り立った時をピークに、宇宙開発への希望をのせたこの言葉。 しかし、本書を読むとそんな、輝かしい未来へのメッセージではなく、人類が滅亡への道を辿る暗鬱たるメッセージとなりえてしまう。。。 本書によると、現生人類、いわゆるホモサピエンスは一万年以内に滅んでしまうらしい。それは、よく聞く環境破壊や災害などではなく、遺伝子レベルの生物学的な問題が多い様だ。 ただそれだけが原因ではなくもちろん、それ以外の要素にも言及している。 そんななか印象に残ったのが、イースター島住民の絶滅。イースター島では、2メートル以上の木や植物はないらしく資源が乏しい。伐採し尽くしてしまったのだ。最後の木を切り倒した木こりはなんと言ったのだろう?という話。 また、スフィア2実験。 アメリカで行われた人工的に人間が住める環境を作れるか?という名目なか、行われた実験だが、結果としては失敗。酸素は微生物に大量消費され、植物に必要な二酸化炭素はコンクリートに吸収されてしまうという結果に終わったらしい。失敗要因としては、規模が小さすぎた事があげられるらしい。 現生人類であるホモサピエンスは約45000年前。 先輩であり、体格や脳の容量でも優っていたといわれるネアンデルタールは30万年前。 物凄い年月の差があったにも関わらず、ホモサピエンスはネアンデルタールを駆逐し、唯一の人類になり得た。やはり、そこは本書のテーマである人口減少が大きかった。 人が減ると脳が減る=知識や技術が減る。 子供を生まれるには村が必要だが、アインシュタインが産まれるためには文明が必要である。 この言葉はしっくりくる。 地球規模で起こるであろう人口減少。 まだ、動けるうちに宇宙へ進出しなければならない。 そう、あなたが「月にいくかもしれない。」
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