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あやかしたち
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あやかしたち

畠中恵(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2025/09/18
JAN 9784104507320

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商品レビュー

3.4

12件のお客様レビュー

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2025/11/20

しゃばけシリーズ、24作目。 ふゆのひ、のろいがえし、鬼之助の日、あやかしたち、みっかだけ、の5本のお話しです。 今回はタイトル通り、妖たちが中心の物語が多い印象でした。 長崎屋に暮らす妖たちの事が気になって、色々な妖が集まってくる…そんなお話し。 マンネリと言う人も多いけれど、...

しゃばけシリーズ、24作目。 ふゆのひ、のろいがえし、鬼之助の日、あやかしたち、みっかだけ、の5本のお話しです。 今回はタイトル通り、妖たちが中心の物語が多い印象でした。 長崎屋に暮らす妖たちの事が気になって、色々な妖が集まってくる…そんなお話し。 マンネリと言う人も多いけれど、若旦那を中心とした妖たちの暮らしが、変わらず楽しく続いている事に、ホッとするし嬉しくなります。 ずっとこんな風に続いてくれたらいいな。 今回は妖メインだったので、人間の登場が少なく感じました。 両親、栄吉、松之助、お雛ちゃん…それぞれの行末も気になるので、次回作では少し近況が覗けたらいいな〜と、ほのかな期待をしながら、次回作を楽しみにしています。

Posted by ブクログ

2025/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ24作目。ハンナ・スウェンセンシリーズと同様、意地で読み続けている域に入ってます。 主人公より少し歳下の頃が一番作品に入り込める気がするんですけどね。 『ふゆのひ』 このところのネタ元はインターネットなのでしょうか。昨今の『正義中毒』や、『嫌なら見るな文化』。それをおとぎ話に置き換えた感じです。しゃばけシリーズに登場する妖、と言うか、畠中さんの作品は“ヤキモチ”がテーマのお話が多いかも。問題の発端が“ズルい!”から始まりがちな気がします。他人からの嫉妬に悩まされる日々なのかな。 しゃばけシリーズは小学四年生向けと言う気がします。何となくですが、読んでいて四年生の気分になる。 『のろいがえし』 妖怪のせいなのね、ってヤツですかね。 全体的にるーみっく調のコメディでした。 呪いもなんか、箪笥の角に小指ぶつける系。 LINEスタンプにこんな感じのネタあったな〜ってなりました。 『鬼之助の日』 自分のギャグを説明してるみたいな描写、いらんかも。 悪夢の名残は頭の中の産物だよな。それが護符で吹き飛ばされる心配、いらんかも其の二。 多分私は作者とかなり感覚がズレてしまっている。しゃばけシリーズに限らず、そこそんなに気にする? と言うことがかなりある。 良い人たちなんだろうけど。 早い段階で結末も予測できてしまったけれど、ここまでの3本の中だと一番しゃばけシリーズらしい話だったかも。わかりやすい起承転結。 ただ、つい最近も、同じ様に宴の食べ物に手足が生えててんやわんやする話を読んだばかりのような……前巻じゃないですか?あ 『あやかしたち』 恐らく、畠中先生は、出来る限り無駄な描写を省いて読みやすくしてるんですよね。初期のしゃばけでは、両親の甘やかしっぷりや、食べ物の描写がもう少しこってりしていた気がする。 引き算の美学なのかなぁ。でも、全体的に薄味になって淋しいんですよね。「美味しそう!」と読んでいて食欲を刺激されることが無くなってしまった。 小説の中の食べ物の描写が好きなんですけど。 絵空事、絵本、おはなし、って空気を大切にしているからかも。しゃばけシリーズは。 私は年齢を重ねて夢から醒めているのか、屏風を隔てて眺めている感じがします。 屏風のぞきって若旦那に敬語だっけ? 『みっかだけ』 今回の短編5篇の中では一番好きかも。鳴家が可愛いってだけかも知れませんが。 猫って犬が怖いのかしら。逆に小さな猫に大型犬がやられている動画をよく目にしますが。 しゃばけシリーズは妖中心の話なので、人間達の人生の変化があまり描かれないのが、現実味のなさなのかなぁ。初期は藤兵衛や義兄、三春屋の人生の岐路なんか描かれてましたけど。最近めっきり。だから若旦那が実際今幾つなのかもよくわかりません。 逆にまんまことシリーズはどんどん各々の人生動いてますけど。 しゃばけだと、お雛ちゃん好きだったんだけど、どうしてるんだろう。 はて。仔犬たちは何故薬の匂いに惹かれたんでしょう。麻薬犬ってことでもありませんよね。そこは特に何も言及なし。気になるわ……。 結局佐助と禰々子の関係も全然進展はなし。妖は長生きだから、関係性が進展するのも遅そうではある。あと、種族違ったら生物学的に番になれなさそうでもある。 そろそろ何か、若旦那の人生にも変化が欲しいかも。

Posted by ブクログ

2025/11/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【収録作品】ふゆのひ/のろいがえし/鬼之助の日/あやかしたち/みっかだけ シリーズ24。 いつもどおりの騒がしさ。これが持ち味なのだろうが、そろそろついていけなくなってきた。ドタバタがしんどい。

Posted by ブクログ

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