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産む自由/産まない自由 「リプロの権利」をひもとく 集英社新書1280
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2025/09/17 |
| JAN | 9784087213805 |
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産む自由/産まない自由
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
安楽死に関する本を読んでいて、その過程で何故か気になって読んでみました。 序盤や終盤の古典的フェミニズムの世界観にちょっと辟易しましたが、それでも勉強になったし、読んで良かったです。 ただ、「産まない自由」(中絶)の話がメインで、「産む自由」についての話題があまりなかったのがよく...
安楽死に関する本を読んでいて、その過程で何故か気になって読んでみました。 序盤や終盤の古典的フェミニズムの世界観にちょっと辟易しましたが、それでも勉強になったし、読んで良かったです。 ただ、「産まない自由」(中絶)の話がメインで、「産む自由」についての話題があまりなかったのがよく分からなかったです。 また、「リプロの権利」が強く主張されるだけで、その思想的な基盤(理論)が説明されないところには物足りなさを感じました。 * * * PKディックの短編小説に「まだ人間じゃない」という堕胎批判目的で書かれたと思しきものがあるのですが…胎児を「まだ人間じゃない」と断言する感覚は僕には理解できません。 本書の著者はこういった批判を宗教・哲学的信念に過ぎないと切って捨てるのですが、僕は著者が批判?する田中美津の言葉の方に遥かに心を動かされてしまいます。
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女性としての権利、尊厳がいかに損なわれてきたのか(いるのか)がよく理解できた。産まない自由、特に中絶へのアクセスをより身近なものへすることで、孤独な出産や育児、虐待、殺害などを減らせるのではないだろうか。子供を産み育てることは簡単ではないからこそ、産まないという選択肢も尊重される...
女性としての権利、尊厳がいかに損なわれてきたのか(いるのか)がよく理解できた。産まない自由、特に中絶へのアクセスをより身近なものへすることで、孤独な出産や育児、虐待、殺害などを減らせるのではないだろうか。子供を産み育てることは簡単ではないからこそ、産まないという選択肢も尊重されるべきだと感じた。
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