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僕は珈琲 光文社文庫
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僕は珈琲 光文社文庫

片岡義男(著者)

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僕は珈琲 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2025/09/10
JAN 9784334106324

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僕は珈琲

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2025/09/29

片岡義男『僕は珈琲』光文社文庫。 片岡義男の『珈琲三部作』、『珈琲にドーナツ盤』『珈琲が呼ぶ』『僕は珈琲』がサイン入り化粧箱に入って、一挙に文庫化されたので、大人買い。 『珈琲が呼ぶ』に続き、『僕は珈琲』もエッセイ集のようだ。 またまた、文庫版特典として登場曲の数々を聴きな...

片岡義男『僕は珈琲』光文社文庫。 片岡義男の『珈琲三部作』、『珈琲にドーナツ盤』『珈琲が呼ぶ』『僕は珈琲』がサイン入り化粧箱に入って、一挙に文庫化されたので、大人買い。 『珈琲が呼ぶ』に続き、『僕は珈琲』もエッセイ集のようだ。 またまた、文庫版特典として登場曲の数々を聴きながら読めるという触れ込みでSpotifyへの有料登録を誘導する詐欺的な手法のQRコードが付いている。もう騙されまい。QRコードは完全無視だ。 冒頭には先の『珈琲が呼ぶ』よりも庶民的で、だいぶ柔らかい内容のエッセイが並ぶ。しかし、次第に話は映画や音楽と珈琲の関係などマニアックになっていく。さらには日本語表現のこだわりが描かれるが、それは作家たる所以なのか。 『刑事コロンボ』の中に描かれている珈琲の描写にはなるほどと得心した。 片岡義男の『人生は野菜スープ』は10ccの曲目だったことを初めて知った。ちなみに『人生は野菜スープ』がどんな話だったかは忘れてしまった。 エッセイを幾つか読み進めば、突然、短編小説『謎なら解いてみて』が掲載されている。片岡義男らしい乾いた雰囲気の人間模様を描いた短編だ。 短編小説が終わると再びマニアックな映画や音楽の世界と珈琲に関する蘊蓄が描かれる。 自分はインスタントコーヒーから始まって、次第に焙煎した珈琲豆で入れる珈琲にハマっていった。学生時代はもっぱらジャズ喫茶で、深煎りの苦い珈琲を味わっていた。社会人になり、寮暮らしをしていた時、同期で同じジャズ喫茶の顔馴染みが、マスターから譲られたという珈琲豆で珈琲を入れてくれた。そこから見よう見真似で自分でも珈琲豆を挽いて、一杯ずつ入れて飲むようになった。 今から15年ほど前は喫茶店の珈琲が一杯500円で、その喫茶店で販売する珈琲豆が100gで500円だった。珈琲豆100gで最低10杯は飲めるので、喫茶店の珈琲は暴利と言えば暴利だ。喫茶店のマスターも珈琲豆の値段を知られちゃうと店で珈琲を飲む客が減るんだよなとこぼしていた。 今や珈琲豆は少し良いもので100gで800円、最低でも500円はする。昔は200gの大袋400円が3つで1,000円だったのだが、今ではとてもあり得ない。貧乏人には珈琲も贅沢品になってしまったのだ。 本体価格740円 ★★★★

Posted by ブクログ